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3月28日・29日・30日の3日間にわたり東京ドーム公演を行ったX JAPANが、4月3日、都内で記者会見を行った。メンバーのYOSHIKI、TOSHI、PATA、HEATHの4人が登場し、先日発表されたフランス・パリ公演に続き、9月13日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにてライブを実施することを発表した。本ライブが決まったのがおとといということを受けての緊急記者会見となった。YOSHIKIは、「X JAPANの活動は、目の前にある目標をクリアしたところで新たな目標が見えてくる。東京ドーム公演が終わってからだから、ニューヨーク公演が決まったのも急だった」と話した。

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X JAPANとして海外公演を行うのは実はこれが初めて。10数年前に海外進出を宣言したこともあったが、当時はそれが叶わず解散。それから10年の間にメンバー個々ではアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどでライブを経験しているが、X JAPANが海外公演を行うのはこれが初となる。リーダーのYOSHIKIは先日の東京ドーム3DAYSを振り返り、「洪水のようなファンの歓声の中、一体感のあるライブができて感謝しています。あの3日間で、まだできると思った」と海外公演への意欲を語った。ボーカルのTOSHIは「国境を越えて人々の心に響くようなライブにしたい」と抱負を語った。

先日の東京ドーム公演では、メンバーの故・HIDEが一緒に演奏しているようにライブが再現されたが、海外公演にもできるだけその機材やセットを持っていくとのことで、「ジャンボジェット5台分かな？」とYOSHIKIが規模の大きさを明かした。また、「このまま世界ツアーに行っちゃいますか？」など、YOSHIKIの爆弾発言も飛び出した。

記者会見の終了間際には、TOSHIから「先日の東京ドーム公演のMCで“ライブが2時間遅れて始まったのはYOSHIKIの遅刻のせい”と言いましたがそれは冗談で技術的な問題でリハーサルが延びてしまいました」と謝罪すると、「僕はそういうキャラクターだから、僕のせいにするのが手っ取り早い」とYOSHIKIが切り替えし、会場には笑いが起こった。日々何が起こるか分からないバンド・X JAPANは、今後もサプライズな発表で世間をあっと言わせそうだ。

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