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三上博史、柳葉敏郎、小西真奈美ら豪華キャストが揃い、WOWOW初の連続ドラマとして大きな注目を集める「パンドラ」。現在放映中の同ドラマのトークショーが、5月9日に東京青山・スパイラルホールで行われた。競争率8倍という抽選をくぐりぬけてかけつけたドラマのファンが見守る中、イベントには脚本を手掛ける井上由美子とストーリーのキーパーソンである水野愛美を演じる新進女優の谷村美月が登場。ベテラン俳優陣に交じって堂々たる演技をみせる10代の谷村は「私自身も次にどうなるのかわからず、毎回楽しみにしています」と笑顔でドラマをPR。一方、脚本家の井上はドラマの誕生秘話や結末にかかわる重大発言などを明かし、会場を沸かせた。
ドラマの注目度を反映するようにこの日は、多くのファンが来場。物語を作り上げた井上と、鍵を握る少女に扮する谷村の語るドラマのエピソードに観客は熱心に耳を傾けた。「白い巨塔」「14才の母」などを手掛ける井上が書き下ろした脚本について谷村は聞かれると「過去に井上先生の作品には出演させていただいていますが、セリフひとつひとつにいろいろな意味が含まれている。今回もそう。いつも様々な解釈ができて演じ方をいろいろと模索しています。でも、お話はいつも面白いので、台本をもらうといつも一気に読んでしまいます」と本人も一視聴者のようになってドラマを楽しんでいることを告白。また、共演シーンの多い主人公・鈴木を演じる三上博史について聞かれると「三上さんとは初共演。シリアスな役柄のイメージが強く、お会いするときは緊張しました。でも、実際は気さくな方でした」と印象を語った。その谷村について井上は、「水野愛美役は彼女(谷村)以外には考えられなかった」と、念願のキャストだったことを明かした。
一方、井上は物語の出発点について「考えをめぐらせる中で、“がんの新薬”という本来、人類にとっての“宝”を前にしたときこそ、人の清さから愚かさまで出て、人間の本性が描けると思った。新種ウイルスに脅かされ、人類が団結する映画『バイオハザード』の逆転の発想です」と意外とも思える物語の誕生秘話を披露。さらに最後には「最終回で三上さん演じる鈴木医師が“おかあちゃん”と言うシーンがある。これが鍵です」とドラマの結末のキーまで語る大盤振るまい。このときは、会場が大いにざわめいた。
「パンドラ」は毎週日曜日午後10時からWOWOWで放送。5月25日(日)に最終回を迎える。19日(月)からは第7話まで連日再放送も行われる。
(取材・文 水上賢治)
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