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南アフリカでのドラムイベントで注目され、いまやオフ・ブロードウェイで大人気のパフォーミング・アート「ドラムストラック」。2008年8月に上演される日本公演に先駆け、5月20日、秋葉原・AKB48劇場にてパフォーマー3名とオフィシャルサポーターに就任した世界的パーカッショニストの石川直、そしてAKB48からは12名が駆けつけ、「ドラムストラック」応援団の結成式が行われた。
「ドラムストラック」は、アフリカの伝統的な打楽器ジェンベを使ったパフォーマーを中心に、鮮やかな民族衣装を着たパフォーマーらが躍動感あふれるダンスと歌声で盛り上げるステージ。今までのエンタメと大きく異なる点は、本作が"体感型"エンタメであるということ。それも客席全てにひとり一つずつアフリカンドラムのジェンベが置かれ、観客も思い思いに叩きながら参加できるのだ。今回はその世界が注目するステージの、初来日公演となる。
今回の応援団結成式では、まずドラムストラックメンバー3人によるジェンベのパフォーマンスが行われ、次いでスネアドラムで石川直が参加。そこへ首から小型のジェンベを提げたAKB48のメンバーが加わり、ファシリテーター(参加者の動きを見ながらステージを進行する役)のマンドラ・コーサの合図でコラボレーションへ。ラストには一斉に連打を決めるなど、息の合ったパフォーマンスを披露した。
演奏の後、AKB48の大島麻衣が「マンドラさんが分かりやすく次は一回、次は二回と、叩き方を教えてくれるのですごく楽しかった」と話すと、前田敦子も「一緒にやると楽しさがより伝わってきますね」と興奮の様子。高橋みなみは「思わず舞台に参加したくなります!」、小嶋陽菜は「ドラムだから練習してすぐに出来るのがいいな」とそれぞれ感想を。また人気カンパニーの「blast!」でも活躍中の石川直は、「ドラムストラックの即興はリズム音楽の原点。観客も自然に手が動いてしまう楽しさがありますね」とプロの視点から見どころを語った。
パフォーマンスを進行したマンドラ・コーサは「正解も間違いもないのが、ジェンベを使った音楽。皆さんも自分のリズムでやっていたので最高のプレイヤーでしたよ」とAKB48に伝えると、彼女たちから歓声が。またミュージックスーパーバイザーのリチャード・カーターは、「太鼓を叩くというコミュニケーションはエネルギーを感じられます。アフリカの国を一つにしたのがこのジェンベを使った音楽。それと同じように、このステージも人の輪を作る力がありますから、楽しい時間をぜひ共有してください」と来日公演への意気込みを語った。
公演は2008年8月12日(火)〜24日(日)まで、天王洲 銀河劇場にて上演。
取材・文:佐藤さくら 撮影:山本潮
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