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“視聴率50%男”イ・ドンゴンの元気な姿にファンも一安心!
2008年05月26日 11時13分 [舞台挨拶]
舞台あいさつに登壇したイ・ドンゴン 撮影:内田涼

人気ドラマ「パリの恋人」の成功で“視聴率50%男”の異名も持つ韓国スター、イ・ドンゴンが最新主演作『今、愛する人と暮らしていますか?』の公開初日である5月25日に、TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台あいさつを行った。

同作は“浮気”を通して2組の夫婦が絡み合うスキャンダラスな恋愛劇。イ・ドンゴンは何事にも情熱を失った主人公パクをクールに演じ、新境地を開拓した。「大人の俳優として一歩を踏み出せる作品だと思ったんです」と出演理由を語る彼は、作品のテーマについて「浮気という設定がとても面白いし、それを通して愛について正直に描いていると思う」とコメント。ちなみに今回演じた役柄と自分自身を比べると「パクは妻と向き合うこともなく自分勝手な男。もしぼくが結婚したら、こんな夫には絶対なるまいと誓いたい」そうで、早速女性ファンの拍手を浴びていた。

見どころの1つは浮気相手を演じるオム・ジョンファとの刺激的なラブシーンだ。「まるで格闘技みたいでした」と振り返るイ・ドンゴンにとって、このシーンは特に思い入れが強いようで「一度撮影したんですが、どうしても気に入らず、再撮影したほどなんです」とこだわりを貫いたと告白。司会者が素敵だったと語り、再び客席から拍手が起こると思わず照れた表情を浮かべていた。

「結婚するとその愛が完結したと錯覚しがちですが、実際はそうではない。愛には常に努力が必要なんです」とイ・ドンゴン。今回は歌手としてエンディング曲も歌っているが「演技ではキャラクターの感情を、歌では自分自身の感情を正直に表現している」とその違いを述べ、「今後も努力して、いい作品を皆さんに残していきたい」と抱負を語っていた。実弟の急死という悲しい出来事を乗り越え、元気な姿を見せたイ・ドンゴンに、ファンも一安心という様子で、最後まで熱い声援を送っていた。

取材・文・撮影:内田涼

『今、愛する人と暮らしていますか?』
6月6日までTOHOシネマズ六本木ヒルズで限定上映

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