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雑誌「Weeklyぴあ」調査による、5月15日(木)から21日(水)までに発売されたシングルを対象に実施したCDシングル満足度ランキングは、86.3点を獲得した宇多田ヒカルの「Prisoner Of Love」(EMIミュージック・ジャパン)が第1位に輝いた。

本作は、最新アルバムに収録されている楽曲からのリカットシングル。ドラマ「ラスト・フレンズ」の主題歌となっている本作「Prisoner Of Love」には、ドラマ劇中に流れる「Prisoner Of Love -Quiet Version-」がカップリングとして、DVDには「Prisoner Of Love」のビデオクリップが収録された。このビデオクリップは、楽曲の制作過程を実際のプライベート・スタジオで追っていくという、宇多田ヒカル自らが発案した内容になっており、各種機材はもとより、作詞用のノート、作業テーブル、ソファーなど、ほとんどを私物で構成し、制作過程における時間軸も忠実に表現されている。

本作を聴いたモニターは、「複雑な感情が見事に表現されている」(44歳／女性)、「彼女らしさが出てる曲」(24歳／女性)、「存在感は日本随一」(35歳／男性)など、モニターの心を捉え、10代・40代で1位、20代・30代で2位にランクインし、総合で第1位に輝いた。

さらに本作は、アルバムからのリカットシングルでありながら、オリコン週間シングルランキングで初登場2位を記録。これで、通産21作のシングルすべてが、21作連続でトップ10入りを果たした。そして、アルバム『HEART STATION』もアルバムランキングで7位となり、シングル、アルバムがダブルでベスト10内にチャートインした。

なお、第2位にはMicroの「踊れ」(Far Eastern Tribe Records)、第3位には、PUFFYの「All Because Of You」(キューンレコード)がランクインした。

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