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大阪芸術大学(ダイゲイ)映像学科の卒業制作展「ダイゲイ フィルム アワード2008 in TOKYO」が7月5日(土)と6日(日)の2日間、東京国際フォーラムで開催される。これまで『フリージア』の熊切和嘉監督や『天然コケッコー』の山下敦弘監督ら、数多くの映画監督を輩出してきた同校の卒業制作展だけに、映画ファンは見逃せない2日間となりそうだ。

今回上映されるのは平成19年(2007年)度の卒業制作として発表された作品。学科長賞に輝いた4作品をはじめ、劇映画、アニメーション、ミュージック・クリップなど多彩な作品が上映される。過去には同校の卒業制作として発表された石井裕也監督の『剥き出しにっぽん』が第29回ぴあフィルムフェスティバルでグランプリを受賞。さらに第26回バンクーバー国際映画祭にノミネートされるなど、本展で紹介された作品が映画祭や一般公開で上映されるケースも多く、質の高い作品が多く集まっているのが特徴だ。今回上映される作品も、先に開催された学内展や大阪での上映で好評を博しており、完成度の高い作品、お気に入りの作品が見つかる可能性が高いのではないだろうか。

また会期中には新作『おそいひと』がロングランヒットを記録した柴田剛監督や、栗山千明主演の最新作『GSワンダーランド』の公開が控える本田隆一監督ら、卒業生監督によるトークショーも開催される。学生時代の思い出話や、ダイゲイの魅力、映画作りにまつわるエピソードなど、さまざまな話が聞けそうだ。

本イベントの入場料は無料となっており、気軽に新人監督の作品を楽しみたいという方、明日の才能にイチ早く出会いたい方は会場に足を運んでみては。

■「ダイゲイ フィルム アワード2008 in TOKYO」2008年7月5日(土)〜6日(日)
東京国際フォーラム・ホールD1にて開催
入場無料
タイムテーブルなど詳細は 公式サイトに掲載中