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小林武史×伊藤由奈、松嶋菜々子らも賛同！　平和への“GATE”を開く
2008年06月02日 13時29分 [舞台挨拶]
(左から）伊藤由奈、マット・テイラー監督、小林武史

2005年7月、ある日本人僧侶たちが、サンフランシスコから約2500キロの旅に出た。60年間もの間燃やし続けてきた“広島原爆の火”を、原爆が生まれたアメリカの核実験場（トリニティーサイト）へ戻し、そこで消し去ることが目的だ。負の連鎖を今こそ断ち切るために……。

その道のりを克明に捉えたドキュメンタリードラマ『GATE』がついに完成し、6月1日に六本木でプレミア上映された。会場には、平和活動家としても知られるマット・テイラー監督、さらに作品のテーマに共鳴し主題歌を手掛けた小林武史と伊藤由奈、鴨下一郎環境大臣らが来場し、平和へのメッセージを発信した。

「僧侶たちの目的は達成されたが、平和へのミッションはこれからも続いていく。平和＝環境＝人類。ぜひこの問題を考えてほしい」と語るテイラー監督は、映画を見た1人1人が行動し、次の世代のために地球を守ってほしいと観客に訴えかけた。

また主題歌『GATE』を手掛けた小林武史は、伊藤と共に行ったチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院でのレコーディングを振り返り「素晴らしい体験。すべての息が合っていた」とコメント。ボーカルを務めた伊藤は「歌詞1つ1つが伝わるように、大切に歌った」と語り、自分と同じ若い世代にぜひ観てほしいと作品をアピールしていた。

劇中では名優のマーティン・シーンがナビゲーターを務めている他、日本語ナレーションに松嶋菜々子が起用されている。詳細は「世界核兵器解体基金ホームページ」まで。

取材・文・撮影：内田涼

『GATE』
6月1日（土）より六本木ハリウッドプラザにて先行上映開始
7月12日（土）より公開
詳細はこちら

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