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東山紀之と田中麗奈主演の時代劇『山桜』に幅広い年齢層から高評価
2008年06月05日 09時50分 [映画その他]
(C)「山桜」製作委員会

雑誌「Weeklyぴあ」調査による、5月31日公開の映画の満足度ランキングは、東山紀之と田中麗奈が主演した時代劇『山桜』がトップに輝いた。2位にコーヒー豆の現状を通じて世界経済の実態を暴き出すドキュメンタリー『おいしいコーヒーの真実』、3位に不思議な力と魅力を持つ理容師のもとを訪れる3人の若者たちを描いた『髪がかり』が入った。(映画満足度ランキング表)

今週1位の『山桜』は時代小説の大家として知られる藤沢周平の原作を基に、不幸な結婚生活を耐え忍ぶ女と、彼女の前に現れた優しき武士の恋の物語を描くもの。「“粋”や“わびさび”の心や風情を巧みに伝えている」「今の日本人が忘れている秘められた思いが描かれていた」「山形県庄内の自然が綺麗だった」など、観客は作品の丹念な描写に高い評価を寄せた。時代を超えて愛され続ける藤沢作品の映画化はこれまでも、『武士の一分』(91.7点)、『蝉しぐれ』(85.2点)、『隠し剣 鬼の爪』(87.6点)と、いずれも高い満足度を記録しており、『山桜』でも藤沢作品の根強い人気がうかがえる結果となった。

2位の『おいしいコーヒーの真実』はコーヒー豆を栽培する農家の人々の過酷な現状と、状況を改善するべく奔走する活動家タデッセ・メスケラの姿を追うドキュメンタリー。劇場は朝から若い観客を中心に、立ち見が出るほどの盛況ぶり。「1杯のコーヒーに様々な社会情勢が絡んでいることを知って勉強になった」「コーヒーはよく飲むのに、初めて知ることばかりだった」など、観客たちは本作で明かされるコーヒー豆の現状について驚きを見せた。また「構成が分かりやすいので子供にも見せたい」「もっと詳しいことも知りたい」などの意見も多く聞かれるなど、非常に身近なテーマを扱いながら、思わず考えさせられる本作。渋谷の劇場では急きょ、上映回数を増やすなどの対応をしているが、鑑賞を予定されている方は時間に余裕をもってお出かけを。

その他、5月31日からは天才学生たちがラスベガスのブラックジャック攻略に挑んだ実話を映画化した『ラスベガスをぶっつぶせ』や、綾瀬はるかがキュートなのに感情を持たないサイボーグ役を演じたラブ・ストーリー『僕の彼女はサイボーグ』が公開されている。

詳しくは、上映スケジュールと映画チケットが購入できる映画満足度ランキングへ

(本ランキングは、2008年5月31日(土)に公開された新作映画15本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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