タレントweeker

イ・ビョンホンと共演した韓国ドラマ『オールイン』で、一躍日本でも知名度を上げた俳優、チソン。韓流ブームの最中に入隊した彼が、5月31日に東京・JCBホールで日本ファンクラブ結成を記念する大規模なファンミーティングを開催するため来日し、開演前には記者会見を行った。

今回の来日は、昨年6月の除隊後初となる日本公式訪問。除隊後すぐに、クォン・サンウ、ソン・スンホン主演の映画『宿命』へ出演、ドラマ復帰作『ニューハート』は韓国で30％の視聴率を超えるなど、見事な復活を果たした彼だけに、取材陣の数もかなり多く、彼に対する期待の高さが伺えた。この日のファンミーティングは2500人のファンが集い、チケットは即完売だった。マスコミだけではなく、ファンも待ち望んでいた来日となった。

記者会見では、さっそうと会見場に現れ日本語で挨拶。慣れない日本での記者会見に「緊張していて、自分じゃないみたいです」と言いながらも、ユーモアを盛り込みながら、丁寧に様々な質問に答えていた。2年というブランクの後に演じた感想を聞かれると「ドラマ『ニューハート』で復帰しましたが、除隊してすぐ撮影に入ったのは『宿命』という映画でした。友情出演だったので、出演シーンはあまり多くはなかったんですが、久々の撮影ということで、初めて撮影に臨んだ頃のような気持ちになりましたね。共演したソン・スンホンさんとクォン・サンウさんとは友人なのですが、現場で二人を見たときに“あ、芸能人”だと感じてしまいました(笑)」と答えた。

ファンミーティングでは、黒いスーツで歌いながら颯爽と登場し、芸能界入りするきっかけや、今はまっているゴルフのことを話したり、最新ドラマ『ニューハート』の名場面を振り返り、ドラマで使用した白衣や私物などを抽選でファンにプレゼント！　また、ソン・スンホン、クォン・サンウ、パク・ヨンハからお祝いのビデオ・メッセージが届き、ゲストの歌手キム・ボムスとのデュエットも披露した。ファンとの記念撮影、ファンクラブ発足を記念したケーキカット、そして最後には、日本のファンへ向けて書いた手紙のメッセージも公開。会場を去るのが名残惜しそうに何度も手を振り、自らファンと握手をしようと努めていたチソン。彼の爽やかでキュートな魅力、実直な人柄を改めて確認させてくれた。ファンクラブの発足を受けて「ファンの方々とお会いする機会をたくさん設けたいと思います」と本人が語るように、今後の日本での活躍に期待したい。なお、この模様は7月末にMnet JAPANにて放送予定。

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