タレントweeker

現役高校生バンドとして昨年6月に韓国でデビューしたFTアイランドが、日本デビュー・アルバムのリリース記念ライブを6月6日に恵比寿・LIQUIDROOMで開催した。この日本デビューへ向け準備してきた彼らが、ライブ前に記者会見を行った。

“日本に滞在してみて驚いたこと”を質問されると「夜中に宿舎が揺れたことがあって、みんなで目が覚めてなにが起こったのか不思議だったんですけど、あれが後で地震だと分かりました(笑)」（ホンギ・vo）と、地震の少ない韓国育ちの彼らならではの体験談も。

質問には日本語で答える場面もあり、この留学期間に日本語の勉強も頑張った成果が見て取られた。また、メンバーそれぞれに好きな日本のアーティストなどを聞くと、ORANGE RANGE、BUMP OF CHICKEN、ELLLEGARDEN、m-flo、L'Arc〜en〜Cielらの名前があがり、J-POPに対してもかなりの関心の高さ。“日本に音楽留学したことで得たと思うことは”という質問に対しては「日本で先生に習いながら、日本語でレコーディングをしたことも、全てが僕らにとっては大切な体験でした」（ミンファン・ds）、「この前、L'Arc〜en〜Cielさんのライブを観たんですが、HYDEさんが歌いながら感極まった表情を見せていたんです。僕らもそういうふうに歌を歌っていきたいです」（ウォンビン・vo&g）と意欲を見せた。

この日のライブは、MCもすべて日本語で行われ、一部ではこれまでの韓国での活動曲やライブで歌うのは初めてというドラマの主題歌などを演奏。二部は、6月7日にリリースされた『Prologue of FTIsland　-soyogi-』から『Friendship』や『ミライジテンシャ』、『soyogi』など6曲を紹介しながら披露した。

FTアイランドは、同日のライブに引き続き、7日には韓国デビュー1周年と日本デビューを記念したプレミアム・パーティを都内クラブで開催、そして、今月20日(金)からは東京、名古屋、大阪を回るライブ・ハウスツアーに突入する。そして、完売間近の各公演を受けて横浜BLITZでの追加公演が決定。チケットは、6月14日(土)より一般発売される。ルックスだけではなく、高校生とは思えない確かな実力と、最新の日本語オリジナル曲で見せる新たな魅力を、ぜひともこの機会にチェックしてほしい。

＜Live House Tour 2008 〜Prologue of FTisland〜 日程＞
6月20日（金）東京・Shibuya O-EAST
7月4日（金）愛知・エレクトリック・レディ・ランド
7月5日（土）大阪・BIGCAT7月19日（土）神奈川・横浜BLITZ

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