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堤真一が“クライマーズ・ハイ”な体験を告白「何もしたくない状態が続いた」
2008年06月18日 10時00分 [舞台挨拶]
(左から)尾野真千子、堺雅人、堤真一、原田眞人監督

人気作家・横山秀夫氏のベストセラー小説を映画化した『クライマーズ・ハイ』の完成記者会見が17日、都内で行われ、主演の堤真一、堺雅人、尾野真千子、監督の原田眞人が出席した。

映画は、1985年に起きた日航ジャンボ機墜落事故を報道する地元新聞記者たちの壮絶な一週間を描いた群像劇。当時の事故を地元紙社会部の記者として目の当たりにした横山氏が、自らの体験を基に17年の歳月をかけて書き上げた作品で、タイトルの『クライマーズ・ハイ』とは、登山時に興奮状態が極限まで達し、恐怖感がまひする状態を指す。

事故現場取材の全権を任されたデスク・悠木を演じた堤は「いつも撮影以外の時はべらべらしゃべっているが、今回は孤高な役柄だったせいか、若い俳優さんとほとんどしゃべらず、無駄口をきかなかった」とコメント。自身の“クライマーズ・ハイ”な体験を聞かれると、「それは撮影中ですね。撮影終了後、体がドドッと疲れて、何もしたくない状態が何週間も続きました」と撮影現場も緊張感にあふれていたことを明かした。

堺は悠木にあこがれつつも反発するベテラン記者を、尾野は男社会の中で奮闘する新人記者を演じている。共演した感想について、堤は「堺くんについてはやわらかくて癒し系のイメージを持っていたが、(事故現場の)山から下りてくるシーンでの堺くんは目つきが尋常じゃなかった。その瞬間、現場の空気が変わりましたね。自分も一歩引いてしまうほど圧倒されました。尾野さんは(リハーサルでは)セリフをちょくちょくかんでいたのに、本番に入ると一発で決めていた。2人ともステキな役者さんです」とベタ褒め。堺も「堤さんはいろいろな人の思いを受けて止めてくれる。しんが強くてぶれないし、そこにいるだけですごい人です」と堤に敬意を表していた。

映画『クライマーズ・ハイ』
7月5日(土)より、丸の内TOEI1ほかにて全国ロードショー

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