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雑誌「Weeklyぴあ」調査による、6月14日公開の映画の満足度ランキングは、本年度のアカデミー脚本賞に輝いた話題作『JUNO/ジュノ』がトップに輝いた。2位にデヴィッド・クローネンバーグ監督が、英国で闇社会で生きる男たちを描いたスリラー『イースタン・プロミス』、3位に森絵都のベストセラー小説を林遣都ら期待の若手俳優たちを主演に映画化した『ダイブ!!』が入った。(映画満足度ランキング表)
今週1位の『JUNO/ジュノ』は望まない妊娠をしてしまった16歳の少女ジュノの苦悩と成長を描く物語。アメリカではたった7スクリーンから上映を始め、口コミで全米中に評判が広がり、ついには2000スクリーンまで上映規模が拡大した作品だけあり、「かなり予想外の展開で驚かされた」「笑顔になれるステキな映画」「主演のエレン・ペイジはナタリー・ポートマン以来の衝撃」「同世代としてジュノと友達になりたい」と日本の観客からも好意的な意見が多数寄せられた。今後、観客の口コミでアメリカ同様、日本でも“ジュノ旋風”が巻き起こるのか注目したいところだ。
2位の『イースタン・プロミス』はクローネンバーグが『ロード・オブ・ザ・リング』三部作のヴィゴ・モーテンセンを再び主演に迎えた作品。「主人公の心の葛藤をヴィゴ・モーテンセンが巧みに表現していた」「スリリングな展開で時間を忘れるほど」「上質なハードボイルド」など観客の評価は高く、ふたりが初タッグを組んだ前作『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(83.0点)を大きく上回る満足度(90.0点)を獲得。特に年齢層の高い観客からの評価が高く、大人の鑑賞に耐え得る重厚な作品に仕上がっているようだ。
その他、6月14日からはフランスの名匠パトリス・ルコント監督の最新作『ぼくの大切なともだち』や、主観撮影映像で描かれた体感型パニック映画『REC/レック』などが公開されている。
詳しくは、上映スケジュールと映画チケットが購入できる映画満足度ランキングへ(本ランキングは、2008年6月14日(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
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