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石垣島出身のBEGINが“うた”への感謝の気持ちを込めて、沖縄出身のアーティストと県外のミュージシャンを招いて毎年沖縄で開催しているイベント「うたの日カーニバル2008」が、6月28日に沖縄県・西原マリンパーク多目的広場で開催された。今年は、昨年の3万人を上回る5万人を動員し、大盛況となった。

BEGINが中心となり2001年よりスタートし、昨年から入場無料で開催を始めた「うたの日カーニバル」。無料で気軽に参加できるということから、お年寄りから子どもまで幅広い世代が集う“うたのお祭り”だ。

16時よりスタートした今年のイベントは、沖縄出身の女性デュオ・やなわらばーや、バンド・かりゆし58らが暑い日差しの注ぐ時間に登場し会場を盛り上げた。日が沈む頃には、さだまさしがステージに登場し、グレープ時代のヒット曲「無縁坂」や「北の国から」「関白宣言」など名曲を披露。曲と曲の間には、「盛り上がる曲がなくてゴメンね」など得意のジョークで会場を沸かせた。

トリを務めたBEGINは、6月25日にリリースした新曲「僕らのこの素晴らしき世界」や「島人ぬ宝」を披露。名曲「涙そうそう」では、さだまさしをステージへ呼び込み共演した。さだはバイオリンで参加した。ボーカルの比嘉は「来年もまた良い“うたの日”をやりましょう」と約束した。なお、この模様は、7月21日(月・祝)にWOWOWにて放送される。

BIGINは、7月23日(水)にセルフ・カバーアルバム『ビギンの一五一会2』をリリースし、9月3日(水)の千葉・森のホール21公演より、全国ツアー「ビギンの一五一会コンサート2008」をスタートする。年末まで30か所32公演を行うロングツアーとなる。

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