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雑誌「Weeklyぴあ」調査による、6月28日公開の映画の満足度ランキングは、今週の動員ランキングでも1位を獲得した『花より男子ファイナル』がトップに輝いた。2位に『誰も知らない』や『花よりもなほ』などで知られる是枝裕和監督が、初のホームドラマに挑んだ『歩いても 歩いても』、3位に冷酷な人事部長が、かわいらしい子猫のために奔走する姿を描いた『ネコナデ』が入った。(映画満足度ランキング表)
今週1位の『花より男子ファイナル』は圧倒的な人気を誇るTVシリーズの完結篇だけあり、調査を行った公開初日の劇場はTVシリーズから見続けてきたファンたちが来場し、「正統派のラストシーンで観終わった後はスッキリ」「話の流れが予想外で、最後の最後までどんでん返しがあって映画にのめり込んだ」と待ちに待った“花男”のラストに高い評価を寄せた。結果、満足度94.1点という非常に高い点数を獲得。この数字は昨年の年間ランキング1位の『ALWAYS 続・三丁目の夕日』と同じ点数であり、本作が多くの観客から熱い支持を受けていることが、改めて証明されるかたちとなった。なお、劇場は女性客が多く見られたが「シナリオがよく練られている。若い男性にもオススメ」「ツラい状況でも愛する人を一直線に想う男性の気持ちが伝わってくる」との男性客の声も聞かれた。“食わず嫌い”の男性の方もぜひ、劇場に足を運んでみては?
2位の『歩いても 歩いても』は久しぶりに親元に集まった家族の心模様を繊細なタッチで描く作品ということで、終映後の感想も年齢によって千差万別。「嫁の立場など、日々の生活の中であまり気付かないことをたくさん学んだ」という60歳台の女性の方の意見もあれば、20代の男性は「観終わった後は、自分の親など家族に対する思いがあふれてきた」と回答。幅広い年齢層を魅了しながら、年代によって異なる感想や印象を持つことのできる懐の広い作品に仕上がっているようだ。
その他、6月28日からは香港だけでなく世界で活躍するチャウ・シンチーの監督・主演最新作『ミラクル7号』や、『クラッシュ』でオスカーを受賞したポール・ハギス監督がアメリカ社会の闇を描く重厚なドラマ『告発のとき』などが公開されている。
詳しくは、上映スケジュールと映画チケットが購入できる映画満足度ランキングへ(本ランキングは、2008年6月28日(土)に公開された新作映画15本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
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