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「くだらねー!」と世界のキタノも絶賛。怪獣映画『ギララの逆襲』が完成!
2008年07月04日 12時50分 [邦画]

41年ぶりに伝説の怪獣ギララが復活する映画『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪』がこのほど完成し、今月3日に都内で完成会見と完成披露試写会が行われた。先日亡くなった水野晴男氏の遺作であり、ビートたけしが出演していることでも話題の作品。撮影中に北野・水野の両氏からも絶賛された怪獣映画がついにベールを脱いだ。

本作のメガホンをとったのは『いかレスラー』や『日本以外全部沈没』を手がけた“バカ映画”界の巨匠・河崎実監督。「ゴジラもガメラも休止中で、いま世の中に怪獣映画って存在してないんですよ。CG全盛になっちゃってね。でも、日本伝統芸能である怪獣映画を絶やしちゃいけない。命がけで作りました」と意外にも真面目なコメントで本作に対する意気込みを語ったが、出演者であるビートたけしの役柄について話が及ぶと「ギララに対峙する“タケ魔人”という役なんですが、“世界のキタノ”をうまくダマして出てもらいました」と笑顔でコメント。「(たけしが)『くだらねぇなぁ』と言ってましたよ」との発言に、記者団から「最高のほめ言葉じゃないですか!」とリアクションされると「水野先生からは『こういうバカバカしい映画最高ですねぇ』と言われた」と笑顔で話していた。

主演の加藤夏希、加藤和樹の“W加藤”も「台本を読んで『本当、くだらないなぁ』と思いました」と、河崎ワールドに賛辞を送ったが、撮影中に監督から出た指示は「とにかく真面目にやってくれ」だったと明かす。「私にとっては“真面目な映画”でしたね」(夏希)、「本当に真面目にやればやるほど、他のシーンが面白くなると思ったんでクソ真面目にやりました」(和樹)と語るふたりの演技が、ギャグ満載の作品の中でどう活かされているのかも見どころになりそうだ。

その後、行われた披露試写会では、河崎監督が、本作が水野氏の遺作であることに触れ「次回は“ギララガッパ超特急”を撮りたい!」と高らかに宣言。フォトセッションではイケメン俳優・加藤和樹も参加してのコマネチポーズに会場から爆笑が起こるなど、大きな盛り上がりを見せた。河崎監督お得意の爆笑コメディと、日本の伝統的な怪獣映画のエッセンスが絶妙に融合した『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪』。話題作・超大作がそろう夏映画のダークホースとして注目を集めることになりそうだ

『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪』
7月5日(土)より北海道先行ロードショー
7月26日(土)より全国ロードショー

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