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雑誌「Weeklyぴあ」調査による、7月5日公開の映画の満足度ランキングは、日本公開実現のために署名活動まで起こった英国のポリス・アクション・コメディ『ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!』がトップに輝いた。2位に日本の人気アニメ『マッハGoGoGo』を『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟が映画化した『スピード・レーサー』、3位に24歳の若手監督が難民となったクルド人一家を3年に渡って追い続けたドキュメンタリー『バックドロップ・クルディスタン』が入った。(映画満足度ランキング表)
今週1位の『ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!』は日本未公開ながらDVDで発売され、熱狂的なファンを生んだ『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエドガー・ライト監督の最新作で、のどかな田舎町に左遷されてしまったエリート警官が残忍な連続殺人事件に挑む姿を描く。有志による署名活動が行われ、ついに実現した日本公開。「ラストまで目が離せない。とにかく最高の一言に尽きる」「涙が出るほど笑った。コメディありアクションあり、スプラッターまであって充実している」「2時間の長さを感じさせない演出もうまい」と観客は絶賛の声を寄せた。興味深いのは、上映中の劇場は爆笑に次ぐ爆笑で、拍手まで起こる盛り上がりを見せているのに、上映後の調査では多くの観客が「とにかく笑えるが、それだけではない」と回答していることだ。笑いあり、アクションあり、映画愛ありの本作は、次週以降もさらなる動員を集めることが期待される。
2位の『スピード・レーサー』は「マッハ5の車を自分も運転してみたい」と話してくれた9歳の小学生から、「家族という核がしっかりとある物語が良い」と語る44歳の女性まで幅広い年齢層の観客が劇場に足を運び、いずれの年代からも高い評価を受けた。「レースの場面はドキドキしっ放し」「TVアニメの『マッハGoGoGo』以上に面白い」「映像だけでなくストーリーもコミカルで愉快」など観客は迫力の映像と、痛快な物語に魅了されたようだ。劇場は親子連れの観客が多く、夏休みシーズンの本格化に合わせて、さらなる盛り上がりを見せそうだ。
その他、7月5日から藤原竜也がハードなアクションに挑んだ話題作『カメレオン』や、横山秀夫のベストセラー小説を堤真一、堺雅人ら豪華キャストを迎えて映画化した『クライマーズ・ハイ』などが公開されている。
詳しくは、上映スケジュールと映画チケットが購入できる映画満足度ランキングへ(本ランキングは、2008年7月5日(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
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