タレントweeker

'00年6月の帝国劇場での初演以来、通算公演数606回を数え、今もなお全国のミュージカルファンを虜にしている「エリザベート」。8月の中日劇場を皮切りに9月に博多座、11月・12月に帝国劇場、そして'09年1月には梅田芸術劇場と約半年に渡って日本縦断に挑む。先日、博多座では'01年、'04年以来、3度目の登場となる福岡公演の製作発表がホテルオークラ福岡にて行われた。

エリザベート役を初演から演じていた一路真輝から、「マリー・アントワネット」や「イーストウィックの魔女たち」等でお馴染みの涼風真世と、'06年に宝塚歌劇団退団後は女優として活躍中で博多座初登場となる朝海ひかるがWキャストで務める。また、エリザベートの運命を握る黄泉の帝王・トート役は、'00年の初演以来の連続出演となり、圧倒的な歌唱力と存在感を誇る山口祐一郎と、'06年の日生劇場公演から出演し、熱い情熱の中にしなやかな魔性を漂わせる武田真治(博多座には今回が初登場！)のWキャストとなる。

この舞台に対する見所は？という質問に、武田が「それぞれの個性が生かされた何パターンもの組み合わせを楽しんでいただきたい」と話すと、「まったくそのとおりっ！」と山口祐一郎が答え、会場は笑いの渦に。そして女性陣は「現在、稽古中で感情や全ての面で壁にぶつかってる状態で…。それを乗り越え私なりのエリザベートを見せられたらと思います」(涼風)、「再演の方たちの力を借りながら新しい何かを見出していきたい」(朝海)とふたりとも役に対する意気込みを語ってくれた。また「エリザベートがふたり(Wキャスト)になったことが、一番の見所。見方が違って面白いのでは？」という演出家の小池修一郎氏の言葉にも期待が高まるばかり。

ドラマティックなストーリーや美しい音楽、豪華な舞台装置に衣裳と、全ての要素が絶妙に絡み合ったミュージカル「エリザベート」。なお、今回、チケットぴあ独占で【涼風真世、武田真治を迎えてのトークショー＋博多座公演観劇】のお得なセット券「SPECIAL NIGHT PACK」を販売するので、お見逃しなく！ 福岡公演のチケットは、7月12日(土)10:00より一般発売開始。

取材・文：中山あづさ(チケットぴあ九州)

【愛知】[発売中] 8月3日(日)〜28日(木) 中日劇場

【福岡】 9月3日(水)〜28日(日) 博多座
★「SPECIAL　NIGHT　PACK」
トークショー：9月19日(金)19時開演＋観劇：9月21日(日)17時開演　会場はともに博多座
[発売日]7月12日(土)10:00

【東京】 11月3日(月)〜12月25日(木) 帝国劇場
[発売日]11月公演：9月13日(土)10:00、12月公演：10月11日(土)10:00

【大阪】 2009年1月8日(木)〜2月2日(月) 梅田芸術劇場 メインホール
[発売日]11月8日(土)10:00

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