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宝塚のステージを夢見た男たちの熱い物語「宝塚BOYS」再び
2008年07月11日 17時50分 [演劇]
舞台「宝塚BOYS」稽古場にて製作発表

かつて宝塚歌劇団に存在した“男子部”にスポットを当てた舞台「宝塚BOYS」が昨年の好評にこたえ、今年も帰ってくる。その製作発表が、7月10日に都内の稽古場にて行われた。出演は葛山信吾、吉野圭吾、柳家花緑、山内圭哉、猪野学、瀬川亮、森本亮治ら。

あの宝塚歌劇団に男子部があった――。その意外な事実にスポットを当てた辻則彦のドキュメンタリー本『男たちの宝塚』を舞台化し昨年好評を博した「宝塚BOYS」。1945年に特設、1954年に解散、その9年のあいだ、明日の宝塚スターを夢見て懸命に努力した男たちのおかしくも切ない青春グラフィティだ。女の園の代表格ともいえる宝塚歌劇団にあった“男子部”の存在を、演出の鈴木裕美は「大相撲に女子部が出来たような」と表現する。

その男子部の面々を演じるのは7人の個性的な男優たちだ。昨年に引き続き出演する葛山が「脚本も少し変わり、共演の方も一部変わる。昨年とは違った形で面白くなります。男ばかりでひとつの目標に向かって生きる熱みたいなものを感じてほしい」、同じく続投組の花緑が「スターではなく卵、そこまでも行っていない人たちの話でリアルに感じると重い話。でもどの時間もあますことなく楽しい」と見どころをアピール。また今回初参戦となる山内は「話をもらった時、マネージャーが“オファーが来たんですが……ナシですよね?”という言い方をしたのが面白くて“アリです”と言いました」と笑いを交えて出演動機を語りつつも「コメディ的な部分が多いけれど気持ちを大事にしなければいけない作品。普段自分がやっているコメディとは全然違う。良い経験をさせてもらっている」と話した。

またこの日はレビュー形式で行われる「BOYS 夢のショー・シーン」の場面を大階段に模したセットを使って披露。まずはシルクハットを被りステッキを手に、次に宝塚レビューのフィナーレで欠かせないシャンシャンを手に、『モン・パリ』『おゝ宝塚』『すみれの花咲く頃』という“ザッツ・宝塚”な曲を歌い踊った。ミュージカル界で活躍する吉野を除き、“門外漢”と言える彼らがレビューに挑む姿は、まさに宝塚という未知の園に飛び込んだBOYSたちの姿だ。彼らの汗と涙の青春をぜひステージで目撃してほしい。

公演は8月1日(金)〜31(日)東京日比谷・シアタークリエにて上演。その後、9月2日(火)〜4日(木)兵庫県立芸術文化センター 中ホール、9月6日(土)・7日(日)愛知厚生年金会館でも上演される。チケットは発売中。

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