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韓国の注目俳優イ・ヨンフンに電話をかけてきたのは“あの人”
2008年07月14日 12時30分 [洋画]

韓国ではまだタブー視されている同性愛を取り上げながらも、その完成度の高さが話題を呼び、インディペンデント系の作品としては異例のロングラン上映を記録した『後悔なんてしない』の日本公開に先がけ、現在開催されている「第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2008」で11日、特別先行上映会が開催された。当日は、韓国映画界で注目を集める新人俳優イ・ヨンフンが来日。夜遅くからの上映のため、23時過ぎからの舞台あいさつとなったが、女性客を中心に会場は満席で、最後まで大きな盛り上がりを見せた。

全く境遇の違うふたりの男が恋に落ちていく様を描いた本作。劇中には過激なシーンが数多く登場するが、イ・ヨンフンは「この映画に出たことを後悔はしていません。情事のシーンが多くて迷いはしましたが、監督のことを信じて演じました」とコメント。本作を手がけたイ=ソン・ヒイル監督とは、この映画の後もコラボレーションが続いているが、2年前に製作された『後悔なんてしない』は「監督も長編一作目で、自分も演技初心者だったので、緊張感のある撮影現場でした」と当時を振り返った。

すると突然、どこからか携帯電話が運び込まれた。イ・ヨンフンが手にした電話の相手は、本作のもうひとりの主演であるイ・ハンだった。当初は彼も舞台あいさつに登壇する予定だったが、新作映画の撮影のため、来日が遅れてしまい、当日は電話での出演となった。イ・ハンが「映画は好評だったの?」とイ・ヨンフンに質問すると、彼が答える前に会場中から大きな拍手が起こり「来日が遅れてしまってすいません。応援よろしくお願いします」と受話器越しに観客にあいさつ。さらに大きな拍手が会場から起こっていた。

イ・ヨンフンは本作の演技が好評を博し、韓国映画評論家協会賞新人男優賞を受賞。ドラマ『恋人』などで知られるイ・ハンも映画初主演とは思えない繊細な演技を披露し、高い評価を得た。韓国で熱狂的なファンを数多く生み出したラブ・ストーリーが、日本の観客にどのように受け入れられるのか、今週末の公開を楽しみに待ちたい。

『後悔なんてしない』
7月19日(土)より新宿バルト9ほか全国順次公開
「第17回東京国際L&G映画祭」
7月21(月・祝)まで東京・青山スパイラルホールにて開催中

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