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台湾の人気俳優ピーター・ホーが12日、シネマート六本木で『台湾シネマ・コレクション2008』前売り券発売開始記念PRイベントを行い、集まったファン100人ひとりひとりと握手をして交流した。

日本映画『T.R.Y.』(2002)、『仮面ライダー555（ファイズ） パラダイス・ロスト』(2003)、『着信アリ2』(2005)にも出演しているピーター・ホーは、ファンの大歓声に迎えられ、開口一番「みなさん、コンニチワ」と日本語であいさつ。イベントに参加するために真夜中の12時から並び始めたいう熱心なファンもいて、日本語も交えながら気さくに言葉を交わして笑顔を振りまいた。

今回のコレクション期間中に上映される主演作『DNAがアイ・ラブ・ユー』で、ピーター・ホーはとても不潔な男を演じているという。「両親が映画を観た後、風呂に入れとうるさくて、僕の部屋がきれいになっているか点検に来たほど。でも僕は映画の役とは違って不潔ではないですから（笑）」と、ユーモアたっぷりに役柄について語った。

自身の出演作のほかには、弟分の美形俳優クリス・チェンが出演している『Tattoo−刺青』や友達だというエディ・ポンが出ている『ウェスト・ゲートNo.6』がおすすめと語ったピーター・ホー。185cmの長身にがっしりとした体格、その抜群のプロポーションは近くで見ると圧倒されるほど。9月には木村多江と共演するNHKドラマ「上海タイフーン」の放送を控え、日本でのさらなるブレイクは必須。若い才能が台頭する台湾映画界の勢いとともに今夏はピーター・ホーに注目だ。

『台湾シネマ・コレクション2008』は、2007年から2008年にかけて台湾で大ヒットした8作品が上映される。江口洋介とチャン・チェンが共演したSFホラー大作『シルク』、2007年台湾でNo.1ヒットを記録した『練習曲』、ロッテルダム映画祭NETPAC最優秀アジア映画賞を受賞した『ビバ！監督人生!!』、ベネチア国際映画祭批評家週間最優秀作品賞『遠い道のり』など充実のラインナップで8月23日（土）〜9月26日（金）に開催。

取材・文：吹田惠子

『台湾シネマ・コレクション2008』
8月23日（土）から9月26日（金）までシネマート六本木にて開催

• 台湾シネマコレクション2008　舞台あいさつ前売り券
• 台湾シネマコレクション2008　回数券