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女優の藤原紀香、木の実ナナ、演出家の宮本亜門らが14日、東京・中央区のホテル西洋銀座で、来年1月に日生劇場で幕を開けるブロードウェイ・ミュージカル「ドロウジー・シャペロン」の製作発表を行った。
この作品は、2006年度のトニー賞5部門を受賞し、現在も全米でツアー上演されている。内容はミュージカル界の歌姫・ジャネット(藤原紀香)の結婚式をめぐるドタバタ劇。1920〜30年代のミュージカルの印象的な部分やパロディを、約100分という短い上演時間のなかにギュッと詰め込み、ミュージカル・ファンならずとも思わず笑ってしまう、テンポの良いコミカルな舞台だ。
今回注目されたのは、主演・藤原紀香の相手で新郎のロバート役。当日まで公にされていなかったが、会場に現れたのはザ・プラン9のなだぎ武だった。なだぎは開口一番、藤岡弘、のモノマネを観て抜擢を決めたという宮本亜門の起用に対し、「正直、『宮本亜門の目は節穴か!』と思った」と切り出し、会場は大爆笑。また舞台上でジャネットとロバートのキスシーンがあることをこの場で急に聞かされたなだぎと藤原はその心境を記者に聞かれ、「キスシーンがあると聞いたので、僕はこの仕事を引き受けたんですけど?」と当意即妙に切り替えしたなだぎに対し、藤原は「あ、(陣内にその件は)伝えてない……」と苦笑気味に答えた。
5年ぶりの舞台となる藤原は、本人自ら"地獄の特訓"と言う、歌と身体のトレーニングをすでに開始しているとのことで、初挑戦となるミュージカルに意欲を燃やす。また、タイトルロールの酔いどれ花嫁介添人に扮する木の実ナナは、越路吹雪と共演した「アプローズ」以来ブロードウェイ作品は40年ぶり。大ファンだという宮本亜門作品に初出演ということで、喜びを爆発させた。そのほか脇を固めるのは、メンバーを見渡して「濃いキャラはボクだけじゃありません」と力説する川平慈英、2年前、実際にブロードウェイでこの作品を観劇した小堺一機。小堺が絶妙なタイミングで他の出演者に話を振るなどして、演出の宮本をはじめ、実に笑いの絶えない製作発表となった。
注目の公演は日生劇場にて2009年1月5日(月)〜29日(木)に開催される。チケットは7月26日(土)一般発売開始。尚、@電子チケットぴあでは、7月22日(火)まで抽選先行販売プレリザーブを受付中
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