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サンシャイン劇場開場30周年を記念して、フランスの劇作家ロベール・トマの傑作推理劇『罠』が上演されることになり、22日都内で製作発表記者会見が行われた。

チケット情報

主演は、芸能生活40周年の節目を迎える池畑慎之介が務め、共演の上條恒彦、川崎麻世、杜けあきら賑やかな顔ぶれが揃っての会見となった。

本作は、数ある推理劇の中でも圧倒的な支持を受けているサスペンス劇。舞台は、とあるフランス南東の山間部の町、シャモニーにある山荘。滞在中の夫婦がささいな事から喧嘩をし、妻がそのまま失踪してしまう。ところが数日後、神父に付き添われて現れた妻はまったくの別人だった…?!

池畑は以前この『罠』と言う作品を観て「いつかこの役(妻として現れた見知らぬ女)をやりたいと念じていた」ほどの入れ込みよう。「（観て頂いたお客様が）最後に“えー！”とびっくりするようなショッキングな騙しを映像ではなく生の舞台、劇場で体験していただきたい」と作品の見所を語った。

また、夫ダニエル役を演じる川崎は、「ボクは自分の人生がサスペンスなのでどうなるか判りませんがお楽しみに」と自身の結婚生活になぞらえつつ、しっかり作品をアピール。今回紅一点となる宝塚歌劇団・男役出身の杜けあきは｢ピーター(池畑)との共演は初めてですが、私も元男でしたのでオンナを競い合いたい｣と女優対決宣言で会見を盛り上げた。

次々と繰り広げられる手に汗握る展開と、驚きのラストが待ち受けるというこの作品。会見でもストーリーについて明かされる事はなかったが、芝居巧者らが繰り広げる騙し、騙されのテクニックは見応えがありそうだ。

公演は9月20日（土）〜10月5日(日)東京・サンシャイン劇場を皮切りに、名古屋・名鉄ホール、京都・南座など全国9都市で上演される。東京公演のチケットは8月19日(火)一般発売開始。

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