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「バットマンの倫理観が壊された作品」来日キャストが『ダークナイト』を語る
2008年07月29日 13時42分 [舞台挨拶]
(左から)クリスチャン・ベール、マギー・ギレンホール、アーロン・エッカート

全米公開後、過去最速の10日間で3億ドル(約324億円)を突破したバットマンシリーズ最新作『ダークナイト』。本作でバットマンを演じたクリスチャン・ベールをはじめ、主要キャストと監督、プロデューサーらが来日、7月29日に記者会見が行われた。

この日、登壇したのはクリスチャン・ベール、アーロン・エッカート、マギー・ギレンホールと、クリストファー・ノーラン監督、プロデューサーのチャールズ・ローブンとエマ・トーマス。本作は、ジョーカーを演じた故ヒース・レジャーの怪演や、繰り広げられるアクションシーンが既に日本でも公開前から話題となっているが、それを裏づけするかのように、会見では「この映画の一部として参加できたことが嬉しい」(エッカート)、「心からこんなに素晴らしい映画ができた、と言える」(マギー)、「夢がすべて叶った映画」(ノーラン監督)と、口々に絶賛した。

本作で中心となるレジャーが演じたジョーカーについて尋ねられると、ベールは「バットマンはジョーカーが尋問に喜ぶ姿を見て『普通のやり方では通用しない』と悟る。バットマンは人を殺さないが、今回は『ジョーカー一人を殺せば、何万人もの命を救うことができる』と考え始め、これまでの倫理観が壊されるんだ。ヒースは、そんなジョーカーを楽しんで演じていたよ」と、本作の見どころを力説。「ドラマ以上のドラマ」と語った。前作『バットマン ビギンズ』に続いて監督を務めたノーランは、「ジョーカーは無秩序で混沌とした存在。ヒースを起用したのは、彼が恐れを知らない俳優だから。撮影よりも早い時点に彼と会い、脚本を作り上げた」とヒースの存在の大きさを語った。

エンタテインメント大作でありながらも、「劇場を出たときにそれぞれのキャラクターについて考えさせられる作品になった」とローブンが語るように、ゴッサム・シティーを舞台に繰り広げられるジョーカーの犯罪、バットマンとの格闘、それに付随する爆破、カーチェイス、空中戦と、見どころ満載かつドラマ要素も十分に含んだ本作。日本での公開を楽しみに待ちたい。

『ダークナイト』
8月9日(土)丸の内プラゼールほか全国にて公開

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