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雑誌「Weeklyぴあ」調査による、7月26日公開の映画の満足度ランキングは、香港映画界を代表するふたりのスター、ジャッキー・チェンとジェット・リーが夢の競演を果たした『ドラゴン・キングダム』がトップに輝いた。2位にぐうたらパンダがカンフー・マスターを目指すドリームワークス・アニメーションの最新作『カンフー・パンダ』、3位にジャック・ブラックとカイル・ガスが結成した実在のバンド“テネイシャスD”主演の爆笑ロック映画『テネイシャスD〜運命のピックをさがせ！』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『ドラゴン・キングダム』は古代帝国に迷い込んだ現代の青年が、カンフーの達人の下で修行を積み、悪に立ち向かう物語。観客は「酔拳のジャッキー・チェンと少林寺のジェット・リー、ふたりの共演が観られて夢のよう」「アクションも含め俳優陣の演技は文句なし」と、数え切れないほどの主演作を持つアクション・スターの競演に絶賛の声を寄せた。興味深いのは、観客の年齢層が10〜60歳代と非常に幅広く、「ジェットは今までの映画と比べるとかわいらしくて笑顔がステキ」「ジャッキーに笑わせられたのでコメディとしても楽しめる」と主演俳優それぞれのファンから等しく高い評価を受けていることだ。夢にまで見たジャッキーとジェットの対決シーンをお見逃しなく。

2位の『カンフー・パンダ』もタイトル通り、カンフーを題材にした映画。平和の谷を守る伝説の戦士に選ばれてしまったダメなパンダ・ポーの奮闘を描いた作品だが、これまで『シュレック』や『シャーク・テイル』など大人の観客も楽しめるアニメーション映画を数多く手がけてきたドリームワークス・アニメーションの新作だけあり「アニメとあなどれないほどリアルでカンフーの動きを見事に表現」「CG技術の完成度が高い」と大人の観客から評価の声があがった。また、ジャック・ブラックや、ジャッキー・チェン、アンジェリーナ・ジョリーら豪華声優陣を高く評価する声も数多く寄せられた。

その他、7月26日からは重松清のベストセラー小説を映画化した『きみの友だち』や、『サイン』のM.ナイト・シャマラン監督最新作『ハプニング』などが公開されている。

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(本ランキングは、2008年7月26日(土)に公開された新作映画14本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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