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1998年から2004年まで全米で放送された超人気ドラマを映画化した『セックス・アンド・ザ・シティ』のスペシャル試写会が7月31日に行われ、ドラマの最終シーズンから出演し、映画にも登場するスミス役のジェイソン・ルイスとゲストの杉本彩が試写会前のトークショーに出席した。

来日時に空港でファンサービスとしてキスをプレゼントしたことから、“キス王子”としてマスコミにも取り上げられたジェイソンは、このあだ名について「それは悪いあだ名じゃないですね。できるかぎり、たくさんの女性にキスしたい」と、会場の女性を魅了した。

「映画版にスミスが出るのか？」という声が多く出ていたが、「シリーズを通してファンの方の思い入れが本当に強く、そんなシリーズに出られて光栄」と映画に出演したことを喜んでいる様子で、「テレビの尺の問題で、彼らの人生の一瞬しか見せなれなかったが、映画はたっぷり時間があったのでそこが描けた」とテレビシリーズとは違う映画の魅力を語った。

その後、映画に登場する主要メンバーと同じ、40代女性を代表して杉本彩が登場し、ジェイソンは杉本の美貌に釘付け。杉本はジェイソンの第一印象について「すてきな年下の男性代表」と話し、ジェイソンも「本当に美しい」と杉本を絶賛。まるでドラマのワンシーンのような、ふたりの空間を作り出した。

ドラマの大ファンと語る杉本は、映画の見どころを「同じ時代に年を重ねてきた。果たして彼女たちはどこに飛んで、どこに着地するのか？ と思っていたが、映画を拝見して納得。男女が一緒に生きていくうえで、何が一番大切かを教えてくれる、Around40に勇気をくれる。もっともっと恋に仕事にSEXに頑張ろうと思わせてくれる」という杉本らしいコメントに、会場に集まった女性たちも映画への期待を募らせていたようだ。

ファッションやシングルウーマンの生き方のトレンドを描いたこのドラマに多くの女性があこがれたが、ファッションや生き方ではなく、“ハリウッド・キス”という日本では見られない、『セックス・アンド・ザ・シティ』ならではのキスシーンにあこがれていたという杉本。7月19日に40歳の誕生日を迎えたばかりということでプレゼントとして、ジェリーから“ハリウッド・キス”をプレゼントされ、大喜びする場面もあった。

映画はドラマ最終回から4年後のニューヨークを舞台に、サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーを中心に、4人の女性たちが繰り広げる恋愛と人生を描く。主人公であるキャリーと長年くっついたり、離れたりを繰り返したビッグが結婚するかどうかは気になるところ。そして、ジェイソン演じるスミスとキム・キャトラル演じるサマンサの恋の行方は…？ その答えはぜひ、劇場で確かめてほしい。

なお8月8日(金)から17日(日)までWOWOWにて、TVシリーズ全6シーズン(全94話)が一挙に放送される。

『セックス・アンド・ザ・シティ』
8月23日(土)ロードショー
8月16日(土)、17日(日)先行上映決定

• シネマぴあ　作品情報
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