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ラブコメの女王といわれる女優キャメロン・ディアスと、人気上昇中の俳優アシュトン・カッチャーが、勢いあまってラスベガスで結婚する男女を演じた『ベガスの恋に勝つルール』が8月16日（土）より公開される。本作の公開を前に、キャメロンとアシュトンのふたりが来日、都内で会見が行われた。

6年連続の来日となるキャメロンと、初来日のアシュトン。「母、おば、おじを連れて大勢で東京に来た。16歳のときに私が過ごした場所を母に見せることができてうれしい」（キャメロン）、「新幹線で京都に行って、旅館に泊まって、寺院を見たりしたよ」（アシュトン）と、ふたりとも日本での滞在を楽しんでいる様子。

アメリカでは、コメディ番組のホスト役として出演し、その名を知られるようになったアシュトンは、今回の来日で日本の文化を理解したいと思っているという。「アメリカでアメリカ人向けのものを作っているけれど、それが日本で受けるかどうかはわからない。だから、日本人にどんなものが受けるのか、日本で見て学びたい」と、まじめな一面を見せた。一方のキャメロンは、酒の席での失敗を聞かれ、「ないわ。いや、1回だけ。日本にいたとき…でも記憶がないの」と言いづらそうに告白。会場に笑いを起こしていた。

会見中、うっかり水をこぼしてしまったキャメロンの洋服をアシュトンがふいてあげるなど、仲の良さを見せ付けたふたりだが、互いに尊敬の念もあり、キャメロンが「彼はとても心が広くて気持ちがやさしくて楽しませてくれる人」と言えば、アシュトンも「彼女はユーモアのセンスがあって自虐ネタが上手。彼女は自分で自分をけなしているけど、それは彼女が謙虚だからじゃないかな。キャメロンは他人の良さを、本人が気付いていなくても見つけ出してしまう才能がある」と絶賛。昨日から続く雷雨も、このふたりの笑顔に吹き飛ばされてしまうような明るく楽しく大盛り上がりの会見となった。

『ベガスの恋に勝つルール』
8月16日（土）全国公開
8月13日、14日、15日先行上映

• シネマぴあ『ベガスの恋に勝つルール』特集