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人気シリーズの第3弾『ハムナプトラ3　呪われた皇帝の秘宝』の来日記者会見が5日、都内で行われ、主演のブレンダン・フレイザー、ミシェル・ヨー、イザベラ・リョンが出席した。

今作は中国を舞台に、主人公リックと2000年の時を超えてよみがえった皇帝が、永遠の命を手に入れられる秘宝をめぐって戦いを繰り広げる。

シリーズの顔といえるリックを7年ぶりに演じたフレイザーは「リックを演じたくて（出演オファーの）電話をずっと待ち続けていた。リックほど情熱的で楽しい役はない。10年前にスティーヴン・ソマーズ監督が『君の強みがすべて出せる』と贈ってくれた役なんだ」としみじみ。

会見は和やかな雰囲気の中で進行するかと思いきや、ここからフレイザーが暴走。ヨーと親子役で共演したリョンが「2000年の時を経て私たち親子が再会するシーンでは、マスカラがはげ落ちるくらい一生懸命演じた」と撮影のエピソードを語ると、フレイザーがヨーの発言をさえぎり「僕って男の中の男。本当に男前なんだけど、あのシーンは泣けるよね」と“KY”ぶりを発揮。

さらにヨーの演技をまねしたり、ステージ上で水をこぼすパフォーマンスをするなど、フレイザーの暴走は止まらず、取材陣や関係者はあ然。ヨーも「見た目はカッコいいんだけど…。撮影現場でも常におちゃらけているから、閉じ込めておくのに苦労したわ」とあきれ顔を見せた。会見終了時刻になっても、フレイザーはお構いなしにしゃべり続け、しまいには関係者が無理やり流した映画のテーマ曲とともに強制退場させられた。

会見後には、日本語吹き替え版のイメージソングを担当した女優の黒瀬真奈美が登場し、デビュー曲でもある「オモイデ星」を初めて人前で披露。そして6日が誕生日のヨーにケーキが贈られると、再登場したフレイザーがそのケーキを何度もつまみ食いし、見かねたヨーがピシッと手をはたいていた。

『ハムナプトラ3　呪われた皇帝の秘宝』
8月16日（土）より、日劇1ほか全国ロードショー

• 『ハムナプトラ3　呪われた皇帝の秘宝』作品情報
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