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アジアの巨匠ジョン・ウー監督が念願の企画を実現させた超大作『レッドクリフ』の記者会見が6日、都内で行われ、5年ぶりの来日となるジョン・ウー監督と、主要キャストが登壇した。
大勢の報道陣を前に、監督は「今の気持ちは一言では言い表せない」と感無量の様子。18年もの構想期間を経て10億円を超える私財を投じてまで作品を完成させたことについて「この作品は自分にとって非常に思い入れのある作品。さまざまな困難を乗り越えてこの作品が作られたことは、自分にとってはお金よりも大事なこと」と熱く語った。
本作は、『三国志』の中でも最も有名な「赤壁の戦い」をもとに、友情、愛、希望といったメッセージを込めて映像化した一大叙事詩。キャストには、アジアで活躍するスターが勢ぞろいしている。主人公・周瑜役のトニー・レオンが「こんなにエネルギーが必要な作品は初めてだった」と過酷な撮影を振り返ると、諸葛孔明役の金城武は「さまざまな孔明像を混ぜ合わせ、監督が描く孔明像を出せるように気を使った」と苦労を語った。
また、数々の海外作品を経験している孫権役のチャン・チェンも「オファーされてとにかく驚いた。驚きが冷めるとうれしくなったが喜びも長くは続かず、歴史上の人物を演じるプレッシャーを感じて緊張した」と明かせば、周瑜の妻・小喬役に抜擢された台湾の人気モデル、リン・チーリンも「映画初出演で、しかもトニーのような大スターとの共演ということで、とにかく緊張した」と語っていた。
日本からは、中村獅童が特別出演。事前には知らされていなかったワイヤーアクションを行ったり、現場で次々と変更される中国語のセリフに苦戦したという撮影秘話を明かしながら、「とにかく壮大なスケール感で驚いた。監督の熱い思いが感じられる映像」と絶賛していた。
本作は、既に公開されているアジア各国では次々と記録を塗り替える大ヒットを連発。ウー監督も「アジアの力でハリウッド並の大作ができることを証明した」と語るほど、歴史に残るアジアの映画製作の総力を結集した作品がついに完成した。
『レッドクリフ』
11月1日(土)全国ロードショー
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