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“国道246号線”をキーワードに6人の監督たちが短編作品を製作した『R246 STORY』が23日に公開初日を迎え、監督を務めた浅野忠信、中村獅童、須藤元気、VERBAL、ILMARI、ユースケ・サンタマリアが都内で舞台あいさつを行った。
過去に監督経験のある浅野忠信監督は「撮影は今年のはじめに行いました。(出演時の衣装が)ずっと上半身裸だったので大変でしたが、いい経験をさせてもらいました」と余裕のコメント。同じく俳優の中村獅童は本作が初監督。江戸時代から21世紀の日本に世直しにやってきた清水次郎長と森の石松が活躍する作品だが「時代劇の扮装でオープンカーに乗って国道246号を走るなんてことは一生に一度の経験だと思うんですけど、みなさんに見られて恥ずかしかった」と照れ笑い。格闘家を引退後、文筆家・俳優として活動する須藤元気監督も「初監督の作品を観ていただくというのは自分のお尻の穴を見られているような感覚で、うれしいような恥ずかしいような」と照れ笑いを浮かべ、観客から爆笑を誘っていた。
m-floのVERBAL監督が手がけたのは6本の中で唯一のドキュメンタリー作品。「CDセールスの低下などの問題を前に、いろんなミュージシャンたちにインタビューしましたが、“音楽には未来がある”というメッセージを受けて、いいエネルギーをもらった」とコメント。そんなVERBAL監督作品にも出演しているRIP SLYMEのILMARI監督は国道246沿いに多く存在しているクラブを舞台にした物語を製作。「ウチ(RIP SLYME)のメンバーが出てたりとか素人多めで、ぎこちなかったと思うんですけど、ディテールにこだわって撮りました」と自作をアピールした。
6作のトリを飾ったユースケ・サンタマリア監督は劇中で共演の永作博美と弁当を食べるシーンについて「僕も博美ちゃんも胃下垂だったんで」「僕は監督なんでね『これ以上食えない』ってなったらバンバンOK出してました」と相変わらずの思いつきコメントを連発。フォトセッションでは本作の看板を手に「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌!」と関係ないタイトルを叫ぶなど、最後の最後まで会場から笑いを引き出していた。
『R246 STORY』
渋谷Q-AXシネマ他全国公開中
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