あなたが好きなタレントの
出演情報をメールでお知らせ♪

タレント ニュース

映 画

柔道・野村忠宏選手が『イントゥ・ザ・ワイルド』試写会で今の心境を語る
2008年08月26日 11時00分 [邦画]
ゲストで登場した野村忠宏選手

俳優ショーン・ペンが10年の歳月をかけて映画化した『イントゥ・ザ・ワイルド』の特別試写会が25日、都内で行われ、柔道の野村忠宏選手がゲストで登場した。

映画は、冒険家ジョン・クラカワーのノンフィクション小説「荒野へ」をもとに、アメリカの裕福な家庭に育ったエリート青年が、すべてを捨てて労働とヒッチハイクを繰り返しながら真の自由を模索する姿を描く。主人公の青年を演じるのは『スピード・レーサー』のエミール・ハッシュ。

柔道男子60キロ級でアトランタ五輪からアテネ五輪まで3連覇を成し遂げた野村選手は、「アトランタで金メダルを取った後は、恐怖心やプライドなどが邪魔をして、純粋に自分の信じる道を進むことが困難な時期があった。それを考えると、この主人公の真っすぐな生き方、自分の信じた道を突き進むスタイルはうらやましく思う」とコメント。

ことし4月の北京五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権の準決勝で敗退し、北京五輪に出場できなかった野村選手は、2大会連続で2冠を制した競泳の北島康介選手ら弟分の勇姿を現地で見届け、「北島選手は泣くキャラじゃないのに泣いていたね。2度目の金メダルに挑戦する時は、いろんなものを背負っているからね」としみじみ語った。

野村選手は現在、痛めていた右ひざを手術し、トレーニングを続けている。「この映画は自分の進むべき道を迷っている人にぜひ見てほしい。僕も今、ひざのケガを治しながら進むべき道を探している。だからまだ(ロンドン五輪出場については)答えを求めないでほしい」と揺れる胸の内を明かした。

『イン・トゥ・ザ・ワイルド』
9月6日(土)より、シャンテシネ、テアトルタイムズスクエアほか全国ロードショー

チケットぴあ

映画のニュース もっと見る

最新ニュース もっと見る