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ブラピ&クルーニー登場! 第65回ヴェネチア映画祭が開幕
2008年08月27日 21時20分 [映画祭]
会見に登場したジョージ・クルーニー&ブラッド・ピット Photo: Macall Polay (c) 2007 Focus Features LLC. All rights reserved.

ブラッド・ピットとジョージ・クルーニーが共演するジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督作「バーン・アフター・リーディング」(原)で、第65回ヴェネチア映画祭が華やかに開幕した。

オスカーに輝いたダークな前作「ノー・カントリー」と全く違い、今回の作品はバイオレンスがほとんどないブラックコメディ。記者会見で、ジョエル・コーエンは「あえてパターンを考えてそうしているわけではない。お金の集まるかどうかなどを含め、先に製作ができるものから作っているだけ」と、方向転換を狙ったわけではないことを主張した。

スポーツジムで働くリンダ(フランセス・マクドーマンド)とチャッド(ピット)は、CIAを追い出されたばかりのオズボーン(ジョン・マルコビッチ)が書いた自伝本の一部が入ったディスクを偶然に入手する。これを使い、ゆすって金を得ようとたくらむものの、あまり頭の良くないふたりのこと、そううまくはいかない。一方でリンダがネットの出会い系サイトで知り合ったハリー(クルーニー)も、思わぬきっかけでこの事件に絡むことに…。これらのキャラクターを、コーエン兄弟は「最初から特定の俳優を頭に描いて書いた」のだという。そのことについてピットは、「コーエン兄弟と前から仕事をしたかったので電話が鳴った時はとてもうれしかったが、あの役が僕を念頭に書かれたと聞くと、喜んでいいのかどうか分からないな」と笑顔でコメントした。

アンジェリーナ・ジョリーや子供たちに関する発言は一切なし。プライベートに関わる質問が出た時も、クルーニーが先に「双子は元気だよ」とピットをかばって返答する始末。逆に、クルーニーはいつ結婚して子供を持つのかといつも聞かれる質問が飛び出すと、「そんな質問は初めてだよ。驚きだな。実はきょう結婚して子供を作るんだ」と、お得意のジョークで切り返した。
日本での公開は来年の予定。

取材・文:猿渡由紀

『バーン・アフター・リーディング(原題)』
2009年公開

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