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要潤、車いすのバスケット選手を体当たりで熱演
2008年09月02日 11時11分 [舞台挨拶]
主演を務めた要潤  撮影:内田涼

北京オリンピックの興奮の冷めやらぬ中、9月6日からは北京パラリンピックが開幕。その日本選手団主将を務める車いすバスケット日本代表、京谷和幸氏の半生を映画化した感動作『パラレル』の撮影が終了し、8月29日に都内で報告記者会見が行われた。当日は作品のモデルである京谷夫妻をはじめ、主演の要潤と島谷ひとみが出席。映画で夫婦役を演じた二人は作品にかける思いを語ったほか、京谷選手に熱いエールを送った。

同作は、交通事故で骨髄を損傷し車いす生活を余儀なくされたJリーガー(要)が、車いすバスケット選手として再び生きる希望を取り戻すという感動ストーリー。今回、本格的な女優デビューを果たした島谷は、夫を献身的に支える妻を演じるにあたり、モデルである陽子夫人からさまざまな体験談を聞くことで役に入り込んだとコメント。「大変なことを乗り越えたのに、こんなにお美しい。演じるわたしがパワーをもらった」と語る島谷に、隣に立つ陽子夫人は恐縮した様子だった。

一方、車いすバスケット選手を体当たりで演じる要は、和幸氏の指導のもと、車いすの乗り方はもちろん、ボールシュートなど実技をマスターし撮影に臨んだ。「夫婦のストーリーについては、(俳優として)自分のイメージをふくらませることができるが、試合のシーンは別物。車いすバスケを知る人たちに『こんなんじゃない』と言われないようにしたかった」と語る要に対し、指導にあたった和幸氏は「のみ込みが早かった」と太鼓判を押す。

最後に「身を持って大変さを知っただけに、ぜひがんばってほしい」(要)、「ケガだけは気をつけて、ぜひわたしたちに元気を分けてほしい」(島谷)とエールが送られると、今回で3大会連続の出場となる京谷選手は「コンディションは過去最高にいいので、ぜひメダルを持って帰りたい」と熱く抱負を語っていた。

取材・文:内田涼

『パラレル』
2009年全国ロードショー

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