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雑誌「Weeklyぴあ」調査による、8月30日公開の映画満足度ランキングは、ニコラス・ツェー、ショーン・ユー、ジェイシー・チャンの若手スター主演のアクション作『インビジブル・ターゲット』がトップに輝いた。2位に浦沢直樹の大ヒット漫画を映画化した『20世紀少年』、3位に愛らしいパンダたちの姿をとらえたドキュメンタリー『パンダフルライフ』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『インビジブル・ターゲット』は凶悪な強盗団に立ち向かう3人の若き警官たちの活躍をハードなアクションを交えて描く作品。ニコラス・ツェー、ショーン・ユーら人気の香港スターが体を張ったアクションに挑んでいるだけあり、観客は「目の肥えたアクション映画ファンでも楽しめる」「ニコラス・ツェーの体を張った演技は必見」と賞賛のコメントを寄せた。と同時に「今までの香港映画とは一線を画する作品」「3人の抱える悲しみが上手く表現されている」などアクション以外の要素を高く評価する声も多く聞かれた。香港映画が満足度ランキングで首位を獲得したのは2005年3月以来、3年半ぶりで、この時に1位だった『香港国際警察/NEW POLICE STORY』も『インビジブル・ターゲット』と同じベニー・チャン監督の作品。チャン監督の次回作がどのような満足度を記録するのかも楽しみなところだ。

2位の『20世紀少年』は驚異的な人気を誇る漫画の映画化とあって「原作を読んだのでバッチリ楽しめた」「原作を読んだがどちらにも良さがある」など“原作をどのように映画化したのか”をポイントに作品を楽しんだ観客が多かったようだ。もちろん「原作は未読だが十分に楽しめた」との感想も多数寄せられ、多くの観客が「すぐに第2章が観たくなる」「今後どうなっていくのかも気になる」「次回作がとても楽しみ」とのコメントを寄せていた。

その他、8月30日からはウィル・スミスが嫌われ者のスーパーヒーローに挑んだ『ハンコック』や、10年ぶりに新作を発表したフランシス・F・コッポラの最新作『コッポラの胡蝶の夢』などが公開されている。

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(本ランキングは、2008年8月30日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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