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妻夫木聡の教育論とは? 命の尊さを学ぶ『ブタがいた教室』が完成
2008年09月05日 16時00分 [舞台挨拶]
妻夫木聡と子役たち(ブタを抱っこしているのは前田哲監督)

大阪の小学校での実話をもとにした映画『ブタがいた教室』の完成披露試写会が4日、都内で行われ、主演の妻夫木聡らが出席した。

映画は、食べる前提でブタを飼い始めた小学校の新米教師と6年2組の子供たちが、卒業を控え、愛着が芽生えたブタを“食べる”か“食べない”か、論争を繰り広げるストーリー。演じる子供たちにもその答えを見つけてもらうために、物語の結末と子供たちのセリフが書かれていない脚本を使用して撮影に臨んだ。なお、同映画は、10月18日に開幕する第21回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが決定した。

教師役に初挑戦した妻夫木は「今回はいち教師として子供たちに何が残せるのか、いろんなドキュメンタリーを見たりして、自分なりに教育論をまとめました。教育とは目指すところがあってそこに導くことだと思っていましたが、この作品は答えが無いまま終わってしまう。でもそれが子供たちに与える影響は言葉では言い表せない。教育の形はひとつではないですね」と熱弁。

カメラが回っていない時でも、子供たちから“先生”と慕われていた妻夫木は「休み時間に子供たちと鬼ごっこをして、(撮影に影響が出るほど)汗をかいてしまい怒られたことがありました。初歩的なミスですね。教師になりきった結果、自分が役者であることを忘れていました」と笑った。

タイの人身売買を描いた映画『闇の子供たち』の出演をはじめ、ここ数年、命をテーマにした作品に触れることが多くなったという妻夫木は、「この作品を通じて、命の尊さを知ってほしい。僕も子供たちと一緒に命について考える貴重な時間を過ごしました」と振り返った。

『ブタがいた教室』
11月1日(土)より、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー

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