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年末の新宿コマ劇場に、元宝塚トップスター8名が揃いぶみ!
2008年09月09日 17時25分 [演劇]
写真左から貴城けい、湖月わたる、紫吹淳、彩輝なお
写真左から貴城けい、湖月わたる、紫吹淳、彩輝なお

戦時下のタカラジェンヌの姿を描き反響を呼んだ、2002年放送のドラマがミュージカル化。元宝塚トップスター8名が競演することも話題のこの舞台『愛と青春の宝塚 〜恋よりも生命よりも〜』の製作発表が、8日都内にて行われた。原作・脚本・原詞の大石静、演出の鈴木裕美、出演の紫吹淳、湖月わたる、彩輝なお、貴城けい、星奈優里、大鳥れい、紫城るい、映美くらら、石井一孝、本間憲一が出席した。

戦前・戦中・戦後という暗い時代の中で、それぞれの事情と思いを抱きながらも、華やかな舞台に情熱を注いだタカラジェンヌたちと、そんな彼女らを愛した男たちの哀しくも美しい物語。2002年に藤原紀香らの出演でフジテレビ系で放送されたドラマが、今度はトップスター経験者8名を含む元タカラジェンヌという“本物”のキャストを得て、舞台化される。ドラマの脚本家で、今回の舞台版の脚本も手掛ける大石静は「本当に歌えて踊れて、隅々までホンモノ。しかもついこの間までトップでやっていらした方がこうして揃って、本当に嬉しい」と期待を寄せる。退団後にはなかなか観る事のできない男役の扮装など、スターたちの懐かしい舞台姿を楽しめると同時に、舞台を下りた生身のタカラジェンヌの姿も描き出すのが見どころだ。

出演者たちもかつて自らがそうだったタカラジェンヌという役を演じるにあたり、特別な感慨があるようで、「この時代に強くたくましく生きたリュータン役に命を注ぎ、悔いなく演じたい」(紫吹淳)、「激動の戦争の時代、夢を忘れることなく舞台に情熱をかけた先輩たちのおかげで今の私たちがある、そんな感謝の気持ちをこめて演じられれば」(湖月わたる)、「宝塚の卒業生として誇りをもって、そして役者として原点に帰るような気持ちで取り組みます」(彩輝なお)、「この作品を通して、宝塚をご存知の方にもご存知ない方にも感動を与えられるよう精一杯努めたい」(貴城けい)、「本当に宝塚で同じ時代をともに戦って生きてきた仲間と一緒なので、そこがまた自分の役にも生かせるのではないかと思っています」(星奈優里)、「強くて美しいタカラジェンヌ魂というものを舞台で表現できたら」(大鳥れい)、「タカラジェンヌであった私たちが(タカラジェンヌの役を)体現できるということは本当に光栄だと思っています」(紫城るい)、「実際に宝塚にいた私たちだからこそ出せる確かなものがあると思うので、楽しみながらいい作品を作っていきたい」(映美くらら)と、意気込みを語った。各役ダブルキャストなので、現役時代にコンビを組んでいた組み合わせが実現するなどを含め、色々な組み合わせを楽しむこともできそうだ。

公演は新宿コマ劇場にて、12月1日(月)にプレビュー公演、本公演を12月2日(火)から22日(月)まで上演する。なおこの公演は52年の歴史を持つ新宿コマ劇場の最後のミュージカル公演となる。数々の名舞台を送り出した大劇場のラストを飾るにふさわしい、華やかな舞台に期待したい。

東京公演の後、九州、大阪、岩手、静岡等、各地で上演が予定されている。

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