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雑誌「Weeklyぴあ」調査による、9月6日公開の映画の満足度ランキングは、自転車レースに青春をかける若者たちを描いた『シャカリキ！』がトップに輝いた。2位に人気TVアニメ・シリーズがスクリーンに進出した『劇場版　天元突破グレンラガン　紅蓮篇』、3位に大島弓子の人気漫画を小泉今日子主演で映画化した『グーグーだって猫である』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『シャカリキ！』は青春ドラマだけあり「観る人に元気をくれる映画」「主人公をはじめみんなの頑張る姿がよかった」などの声も多く聞かれたが、最も評価が高かったのは自転車レースの場面だ。「選手が接戦になって走るシーンなど、迫力があって鳥肌が立った」「レース中の状況や音がリアル」「まるで自分が自転車に乗っているよう」など、劇中で展開されるレースの行方に手に汗握った観客が多かったようだ。人気の若手俳優集団D-BOYSのメンバーが主演を務めており、公開初日は女性客の姿が目立ったが、男性客の満足度も高く、今後、幅広い層の動員が期待される。

2位の『劇場版　天元突破グレンラガン　紅蓮篇』は昨年放映されたTVアニメシリーズの映像に新作カットを追加、再編集を行った作品。巨大ロボット・ガンメンを操る主人公シモンの冒険が壮大なスケールで描かれる。劇場を訪れた観客はTVシリーズのファンが多かったようだが「今まで観ていた人も、初めて観る人も楽しめる工夫がされている」「性別を問わず誰にでもオススメしたい内容」と、TVシリーズ未見の観客でも充分に楽しめる作品に仕上がっているようだ。公開初日の劇場は次回上映を待つ観客の列がどこまでも続く盛況ぶりで「ロボットアニメの中では群を抜いた熱い作品」「脚本と演出は目を見張るものがあり、思わず涙腺がゆるむ場面もあった」と上映後の評価も高く、ランキング1位の『シャカリキ！』とはわずか0.1点差の2位を記録した。来年には続編となる『…螺巌篇』の公開も決定しており、こちらの満足度も気になるところだ。

その他、9月6日からはジョディ・フォスター主演最新作『幸せの1ページ』や、奥菜恵がハリウッド・デビューを果たしたホラー『シャッター』などが公開されている。

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(本ランキングは、2008年9月6日(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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