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若手女優・大政絢の映画初主演作『ニュータイプ　ただ、愛のために』の完成披露試写会が16日、都内で行われ、大政のほか、共演の佐野和真、竹財輝之助、そして廣木隆一監督、丹羽多聞アンドリウプロデューサーが舞台あいさつを行った。

本作は、2006年にBS-iで放送された連続ドラマ『恋する日曜日　ニュータイプ』の映画版で、生まれつき特殊な能力（ニュータイプ）を持つ少女とふたりの男性との交流を描くファンタジー。ことし7月に韓国で行われたプチョン国際映画祭にも出品された。

大政は、人気TVドラマシリーズ6作目『ケータイ刑事　銭形海』（2007年BS-i）でブレークし、現在はフジテレビ系ドラマ『太陽と海の教室』に出演中の人気モデル。これまで数々のTVドラマに主演してきたが、映画はこれが初主演。特殊な能力を持つがゆえに孤独と自己犠牲を強いられた少女という難役を演じた大政は、「見終わった後に大切な人のことを考えさせられる作品です」と笑顔でPR。大政のデビュー作『東京少女　TOKYOかしましガールズ』（2006年BS-i）をはじめ、大政とは何度もタッグを組んでいる丹羽プロデューサーは「大政さんはとても鍛えがいのある女性。難しい役を与えるたびに成長していく姿が素晴らしい」と絶賛した。

また、映画のテーマである“自己犠牲の愛”について、大政は「経験ないですね。私は恋愛より仕事や友達を取ります」とコメント。佐野や竹財も同様の答えを返したが、廣木監督だけは「私は仕事を犠牲にして愛のために生きています」と答え、会場の笑いを誘った。

この日、大政は自身がモデルを務める雑誌「SEVENTEEN」（集英社刊）と、携帯小説サイト「魔法のiランド」の読者がコーディネートした衣装で登場。この衣装は、観客にも抽選でプレゼントされた。

『ニュータイプ　ただ、愛のために』
11月22日（土）より、シネマート六本木、渋谷シアターTSUTAYAほか全国順次ロードショー