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直下型地震、突如降り注いだ雹(ひょう)、巨大台風の直撃と、東京を次々に襲う災害、その被害を受けて地下の駅構内に閉じ込められる人々。被災者たちの生還とレスキュー隊の救出劇を描いた映画『252 生存者あり』。本作の完成報告記者会見が9月16日に開催され、伊藤英明、内野聖陽、山田孝之、香椎由宇、木村祐一らキャストと、水田伸生監督、原作の小森陽一氏が登壇した。
災害によって出口が封じられた新橋駅を舞台に、地下構内に閉じ込められた元ハイパーレスキュー隊の弟を伊藤が、ハイパーレスキュー隊の隊長を務める兄を内野が熱演した本作。『LIMIT OF LOVE 海猿』の撮影中に原作者の小森陽一から本作のストーリーをもらった伊藤が、「これを演じたい」と水田に連絡したことが、製作のきっかけとなった。伊藤が「本当に大変な撮影でした」と語ると、それを証明するかのように、「泥だらけ、びしょ濡れで本当に大変な現場でした」(山田)、「ほこりと汗にまみれて長い撮影だった」(山本太郎)と口々に大変さを語る。そんな過酷な現場だったが、伊藤が「(木村の)キム鍋に癒された」と言うと、「台本を読んで、これは鍋をもっていくしかないと思って、1回だけ作りました。でも、そんなにおいしいというなら(伊藤の)家に伺います」と嬉しそうに応えていた。
タイトルの「252」は、実際のハイパーレスキュー隊が、使用する通信コードで、その意味は「生存者あり」。会見の最後には、実際にハイパーレスキュー隊として活躍し、新潟中越地震で少年を助けた東京消防庁の清塚光夫氏も登場。清塚氏は「『252情報あり』の一言で、隊員の目つきが変わり、顔つきも変わる。現場へ向かう車のアクセルの踏み込み方からも、1分、1秒でもいいから早く到着したいという思いが伝わる。『絶対助ける』という思いがそこにはある」と熱く語り、会場からは大きな拍手が起こった。
『252 生存者あり』
12月6日(土)全国公開
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