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9月13日に公開され、9日間で興行収入約8億円という好成績を挙げている映画『おくりびと』。モントリオール映画祭ではグランプリを受賞、米アカデミー賞の外国語映画部門での日本映画代表に決定、さらには第13回釜山映画祭の「A　window　on　Asia　Cinema」での上映も決定と、日本国内のみでなく世界中に広まっている。

このヒットを記念して、モントリオール映画祭の審査委員長であり、ジェームズ・ディーン、ロバート・デ・ニーロら数々の名優を輩出しているアクターズ・スタジオの芸術監督を務めるマーク・ライデル氏が来日、9月27日（土）に本作の滝田洋二郎監督とトークイベントを開催することが急遽決定した。

本作は、本木雅弘が、ひょんなことから遺体を柩に収める納棺師という職業に就き、仕事を通して、死と生、夫婦の絆、そして父親との関係を見つめなおしていく感動作。滝田監督は、モントリオール映画祭でのグランプリ受賞時、「典型的な日本人の物語ではあるが、民族も、文化も、宗教も違う人たちにこの映画を理解していただいて、本当にうれしく思います」と語っており、今回のトークイベントは、海外からの視点で観た本作の魅力や、死生観など、『おくりびと』の魅力をより楽しめる内容となるだろう。

なお、同日夕方には、ライデル氏の来日記念授業が青山学院講堂にて開催される。ハリウッドの第一線で活躍する俳優たちが学ぶ演技論をマーク氏から直接学ぶことのできる貴重な機会。映画、演劇に興味がある人はぜひ行ってみては。

『おくりびと』滝田洋二郎監督×マーク・ライデル監督　トークイベント
9月27日（土）10時5分の回上映終了後（12：30〜12：50）
場所：丸の内ピカデリー１
＊場内でのカメラ（携帯電話含む）・ビデオによる録音・録画は固くお断りします。
＊9月27日（土）トークイベント付き上映回をご鑑賞いただくには、舞台挨拶上映回の入場指定席券が必要です。
＊電話でのご予約は承っておりません。
＊売切れ次第販売終了となります。

※マーク・ライデル氏略歴
「アクターズ・スタジオ」のトップの芸術家で、俳優・映画監督。1981年に監督した「黄昏」で、アカデミー賞主演男優賞・主演女優賞・脚本賞を受賞。

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