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韓国の話題作を上映する恒例の特集上映「韓流シネマ・フェスティバル 2008 ラブ&ヒューマン」が開幕。上映作品のひとつである『M(エム)』に主演したカン・ドンウォンと、イ・ミョンセ監督が来日し、26日に都内で記者会見を行った。当日朝まで新作の撮影をしていたというカン・ドンウォンは、若干の疲れを見せながらも最新作の秘話や、同行したイ・ミョンセ監督の魅力について語った。
久々の公式来日とあって、会場にはカン・ドンウォンの姿をひと目見ようとファンが集結。27日と28日に東京と名古屋で開催された舞台あいさつには合わせて3万通以上の応募が殺到した。
最新作『M(エム)』はカン・ドンウォン演じる人気作家・ミヌが、初恋の記憶をたどって現実と白昼夢の世界を行き来するミステリアスなロマンス劇。撮影されたのは2年前だが「撮影当時、個人的にいろいろあったので、映画の撮影現場でそれを解消していたという感じでした」と振り返り、緻密な撮影で知られるイ・ミョンセ監督の演出についても「カットが増えるにつれて体力的にキツかった思い出がありますが、楽しく撮影できました」とコメントした。
カン・ドンウォンとイ・ミョンセ監督がコンビを組むのは2006年に公開された『デュエリスト』に続き2作目。カン・ドンウォンが「今、最も心が通じ合う監督です。監督の最大の魅力は自身のやりたいことを妥協せずに貫き通すこと」とイ・ミョンセ監督を絶賛すると、監督は「彼は見た目と違って純朴な面をもっているし、役者としてモンスター級の素質が備わっている。近い将来、本当に“演技のモンスター”になってほしい」とエールを送る。その信頼関係は絶大のようで、監督が「ファンの人たちには怒られるかもしれませんが、私たちは同じ遺伝子を持っているのではないかと感じることがあります」とコメントすると、カン・ドンウォンは照れ笑いを浮かべながら、監督の言葉にじっと耳を傾けていた。
「韓流シネマ・フェスティバル 2008 ラブ&ヒューマン」はこのほかにも、『四月の雪』のホ・ジノ監督が手がけた切ないラブ・ストーリー『ハピネス』や、『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョン主演最新作『星から来た男』など17作品を一挙に上映。また『M(エム)』は、今回の反響を受け、本特集上映での先行公開に加えて、12月からの一般公開も決定した。
「韓流シネマ・フェスティバル 2008 ラブ&ヒューマン」
シネマート六本木にて開催中
その他、全国順次開催予定
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