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スティーブン・スピルバーグが10年の構想を経て世に送り出した映画『イーグル・アイ』が全米で9月26日（金）より公開され、週末3日間の興行収入が約30億3600万円と全米1位での登場となった。この記録は、歴代の9月公開作との比較によると、『メラニーは行く！』（2002）（約37億円）、『ラッシュアワー』（1998）（約34億円）、『エミリー・ローズ』（2005）（約31億円）に次いで第4位の結果となる。

本作は、スピルバーグが長年温めてきた企画を、昨年『ディスタービア』でタッグを組んだD・J・カルーソ監督と、『トランスフォーマー』（2007）、『ディスタービア』（2007）及び『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』（2008）とスピルバーグ作品には欠かせない存在となった俳優シャイア・ラブーフが主演を務めて映画化。『マイノリティ・リポート』で技術が発展した社会の未来像をいち早くスクリーンに描いたスピルバーグが、携帯やPCをはじめ、自分の活動履歴がすべて個人情報として記録され、それが自分の知らないところで何かに使われているかもしれない、という情報技術に頼る社会への警告とも言える作品を作り出した。

日本では、10月18日（土）から公開されるが、公開前の10月9日には東京国際フォーラムにてジャパン・プレミア試写会が開催。監督の来日のほか、日本人ゲストも登場予定。スピルバーグからの警告を、劇場でぜひ目撃してほしい。

『イーグル・アイ』
10月18日(土)より丸の内ピカデリー1他 全国ロードショー

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