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日本最高齢監督・新藤兼人の最新作が満足度ランキング首位を獲得
2008年10月02日 09時50分 [映画その他]
(C)2008「石内尋常高等小学校 花は散れども」製作委員会

雑誌「Weeklyぴあ」調査による、9月27日公開の映画の満足度ランキングは、日本最高齢96歳の現役監督・新藤兼人の最新作『石内尋常高等小学校 花は散れども』がトップに輝いた。2位に黒沢清監督が家族の崩壊と再生を描く『トウキョウソナタ』、3位に全米で大ヒットを記録したアクション大作『アイアンマン』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『石内尋常高等小学校 花は散れども』は新藤監督が自身の恩師をモデルに描いた小学校教師と生徒たちの物語。上映後の観客は「生徒を温かく見守る先生の姿に胸を打たれた」「人と人の絆など今の時代に欠けているものが凝縮されている」「骨太な脚本で表現したいものが伝わってくる」と高評価を与えると同時に、96歳になってもなお前進を続ける新藤監督に敬意を表していた。先日行われた本作の完成披露会見では「はいずりまわってでも“映画を作りたい”という気持ちがある」と現役続行を宣言した新藤監督。次回作の満足度も気になるところだ。

2位の『トウキョウソナタ』はごく普通に見える家族の崩壊を圧倒的な緊張感で描く作品だが「描かれているのは突飛なことのようで、実はどこの家庭でもあることだと思った」「共感できることが多かった」との声が多く聞かれ、自身の家族や環境と照らし合わせながら鑑賞した観客が多かったようだ。また「親であり女である母親の感覚を鋭く描いていた」「小泉今日子の演技の幅の広さに驚き」と母親役の小泉今日子の演技を評価する声も多数寄せられた。

その他、9月27日からは人気コミックを松田翔太主演で映画化した『イキガミ』や、リチャード・ギアとダイアン・レイン主演の大人のラブ・ロマンス『最後の初恋』などが公開されている。

詳しくは、上映スケジュールと映画チケットが購入できる映画満足度ランキングへ

(本ランキングは、2008年9月27日(土)に公開された新作映画14本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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