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絶好調のブルーマンが「題名のない音楽会」(10/5放送)で常盤津とコラボ
2008年10月03日 20時57分 [ミュージカル・ショー]
「題名のない音楽会」収録風景
写真提供:テレビ朝日「題名のない音楽会」

昨年12月から六本木・インボイス劇場で上演、いまやメディアでも引っ張りだこの青い顔の男たち、『BLUE MAN GROUP』。3人のブルーマンと4人のバンドメンバーが独自の音楽やアート、そして世代や文化を問わずに楽しめるコミカルなパフォーマンスで客席を巻き込んでいく本作も、来場者がついに20万人を超え、来年3月までのロングランが決定。ますます注目が集まる中、9月18日に東京オペラシティ・コンサートホールで行われた「題名のない音楽会」の収録に、ブルーマンがゲストとして出演した。

この日のテーマは「常盤津meetsブルーマン」。日本伝統の代表的な演奏形態で、三味線や小鼓、笛、唄などで歌舞伎や舞踊の伴奏をする常盤津に、どう絡むのか。興味深く客席が見守るところへ、ひょっこりとブルーマンがステージに登場。司会の佐渡裕から紹介されて、早速、五世常盤津文字兵衛ら常盤津の演者たちをしげしげと見つめる彼らの姿に、客席からはクスクス笑いが。そして舞台に設置されたブルーマンの楽器“PVC”(様々な長さの配水管を並べてマリンバのように演奏する)で、公演でも披露中の「ドラえもん」を奏で始めると、なんと常盤津もそれに参加。会場はすっかり打ち解けた雰囲気に。

続いて、ブルーマンと常盤津のコラボレーションが本格的にスタート。ブルーマン側もギターとパーカッション担当のバンドメンバーが加わり、まずは芸者のお園と大工・六三郎の情話を描いた大作「三社相繍文章」より「三社祭」を編み直した「三社フェスティバル」を。ブルーマンと三味線とのジャズのような即興から始まり、情念を思わせる低いリズムにベースのような通奏低音で絡むブルーマン。改めて彼らの表現力を確認させられる一曲となった。

MCでは世界的な指揮者として活躍する佐渡が、「両者は聴く側が本能的に反応してしまう点で似ている。素晴らしい瞬間に立ち会えて幸せです」と話すと、文字兵衛も「『千代の友鶴』を練習しているうちに、どんどんブルーマンの音が“侘び寂び”になってきたんですよ」と裏話を。演奏に参加したブルーマンの音楽監督ビル・スワーツも、「とても刺激的な体験でした」と語るなど、大いに盛り上がった。

二曲めは、ブルーマンのオリジナル曲「PVC HOUSE FINAL」に常盤津の「千代の友鶴」を掛け合わせた驚きの一曲。文字兵衛が「仏教的なモチーフ」と言う「千代〜」が見事に「PVC〜」のロックなうねりとハマり、交互にメインの旋律を繰り返しながらテンションはマックスに。最後は小鼓の「イヨー!」の声と共にキレイに決まり、満場の客席から割れんばかりの拍手を浴びていた。

なお、この収録の模様は、10月5日(日)午前9時より、テレビ朝日系列で放送されるのでお楽しみに。

取材・文:佐藤さくら

☆チケットは11月30日(日)まで発売中! 12月4日(木)〜3月29日(日)公演分は10月8日(水)11:00までプレリザーブ受付中!10月18日(土)10:00より一般発売開始。

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