タレントweeker

全米で4000万人を超える視聴者を持ち、世界100か国で放送され、サウンドトラックは世界で840万枚を売り上げるアメリカの人気ＴＶ番組『ハイスクール・ミュージカル』。本作の待ちに待った映画版がいよいよ10月24日より全米にて公開される。公開に先駆け、現地時間の10月16日、南カリフォルニア大学キャンパス内にあるガレン・センターにてワールド・プレミアが開催され、主人公を演じるザック・エフロンやヒロインのヴァネッサ・ハジェンズらキャストと、日本からはファン代表として安倍なつみが出席した。

『ハイスクール・ミュージカル』は、2006年にディズニー・チャンネルのオリジナルムービーとして誕生し、大ヒットを記録している作品。この日も、会場には熱狂的なファン1000人と世界中から訪れた20か国500人以上のマスコミ陣が集合して開催前から大騒ぎに。レッドカーペットにザック・エフロンが登場すると、黄色い声が一斉に上がり、続いてヴァネッサ・ハジェンズ、アシュレイ・ティスデイルらも登場、ファンからの熱い声援を受けていた。

安倍は、日本のファン代表として特別応援隊員に任命され、作品のテーマである“卒業”に合わせて、桜の模様の白い着物と袴姿で登場。今回が初のワールド・プレミアへの出席となる安倍は、「今まで日本では経験したことのない雰囲気でした。会場に来ていた観客の方々が、映画が終わると親子や友達同士でハイタッチしたりハグしたり、そんな光景がとても感動的でした。初めて歩いたレッドカーペットは貴重な体験で、世界中から来たメディアの方々から「NATSUMI!　NATSUMI!」と声をかけられて、なんだかセレブになった感じです（笑）」と初体験への思いを語っていた。作品については、「感動しました！　“卒業”と聞いてどんな終わり方かなと思っていましたが、とにかく笑って感動しました。　“卒業”って言うと、もちろん学生時代のこともありますが、6年間在籍したモーニング娘。のメンバーと離れる“卒業”が強く印象に残っています。なので、映画の登場人物に自分を重ね合わせてしまいジーンときました。それに、“仲間”っていいな！ってしみじみ思いました」と熱く語っていた。

高校生活があとわずかになり、未来への希望と不安を表現した卒業記念ミュージカルを上演することになったトロイ（ザック・エフロン）たち。だが、それぞれの悩みにとらわれ、二度とこない“今”を見失いそうになってしまう姿を描いた『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』。世界中で大人気の本作、来年2月7日の日本公開まで楽しみに待ちたい。

『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』
2009年2月7日（土）全国にて公開