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超人的なアクロバットと緻密な演出で世界中で高い人気を誇る、エンタテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユ。今年の初夏まで日本で大反響を巻き起こしてきた作品「ドラリオン」に続き、来年2009年2月より日本公演を行う「コルテオ」の制作発表が10月20日、お台場・フジテレビにて行われた。

「コルテオ」は2005年に初演されたばかりで、18の演目で構成されるシルク・ドゥ・ソレイユ最大規模の作品。イタリア語で「行列」を意味する名前のとおり、主人公であるクラウンが思い描く夢や思い出が一つ一つの演目となっており、それぞれが祝祭のパレードのようなロマンティックな内容に仕上がっている。この日は公演の映像が流され、ドラマティックなパフォーマンスに驚きの声があがっていた。

また、この日は「コルテオ」のスペシャルサポーター「チーム　コルテオ」の面々も発表に。今やすっかりおなじみとなった小倉智昭団長を先頭に小栗旬、中川翔子、脳科学者の茂木健一郎、安めぐみ、アテネ五輪体操団体の金メダリスト、米田功と豪華な顔ぶれがズラリと並んだ。

会見では先日、カナダ・オタワで「コルテオ」を実際に見てきた小倉団長と小栗を中心に、作品の素晴らしさを説明。コルテオ専用に作られた360度円形ステージや、フレスコ画をモチーフに約3000万円をかけて作られた、舞台を彩る巨大な絵画のカーテンについて説明し、数々の演目についても公演の映像を見ながら分かりやすく解説してくれた。

会見の最後、小栗は「この作品は老若男女誰でも楽しめる。でもあえて僕と同世代の男性にその魅力を伝えたい。デートでコルテオ！ですよ」と会場を沸かすと、小倉団長も「この作品は座席の位置によってパフォーマンスの見え方がかわるので、何回見ても楽しめるはず。1回目よりもストーリーを深く理解した2回目のほうが作品の素晴らしさを味わえるのでは」と応じ、東京公演が始まるのが待ちきれない様子だった。

「コルテオ」日本ツアーは東京公演を皮切りに、名古屋、大阪、福岡、仙台を巡廻する予定。なお東京公演のチケットは電子チケットぴあにて販売中だ。

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