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“篤姫”宮崎あおいが『少年メリケンサック』でコミカルな役に挑戦！【東京国際映画祭】
2008年10月21日 14時30分 [映画祭]
木村祐一、宮崎あおい、佐藤浩市

宮藤官九郎監督最新作『少年メリケンサック』が19日、第21回東京国際映画祭の特別招待作品として上映。宮藤のほか、主演の宮崎あおい、佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲ、勝地涼が舞台あいさつと記者会見に臨んだ。

映画は、ひょんなことから全国ツアーに出ることになった中年パンクバンド「少年メリケンサック」のメンバー（佐藤、木村、田口、三宅弘城）と、彼らを発掘したレコード会社のOL（宮崎）の珍道中をコミカルに描いた物語。

放送中のNHK大河ドラマ『篤姫』での聡明なイメージから一転、これまでにないコミカルではじけた役を演じた宮崎は「まさか私がこのような役を演じるとは思わなかった。宮藤さんの作品が好きなので、お話を頂いた時はすぐに『やらせてください！』と言いました」とコメント。撮影中は宮藤監督から「もっとはじけなさいよ！」とハッパをかけられていたそうで「蹴られたり投げ付けられたりしましたが、素直に楽しかった。現場を離れるのがイヤで、自分のシーンが終わってもフラフラしていたくらい。とても居心地が良かった」と笑顔で振り返った。

『真夜中の弥次さん喜多さん』以来3年ぶりのメガホンとなる宮藤監督。この日は一般の観客に向けた初めてのお披露目となり、「皆さんが笑っていただければコメディーで、笑いが少なければ人間ドラマということで。ひとつよろしくお願いします」と観客の反応が気になる様子だった。

『少年メリケンサック』
2月14日（土）全国東映系ロードショー

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