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只野仁こと高橋克典が「映画祭出品は何かの間違い」【東京国際映画祭】
2008年10月24日 18時15分 [映画祭]
植田尚監督、高橋克典

昼間はサエない窓際社員、夜は社内外のさまざまなトラブルを解決する特命係長。そんな2つの顔を持つ主人公・只野仁の活躍を描き、幅広い世代に人気を博したTVドラマ「特命係長 只野仁」を映画化した『特命係長 只野仁 最後の劇場版』が23日、第21回東京国際映画祭の特別招待作品として上映され、主演の高橋克典と植田尚監督が舞台あいさつに立った。

黒のスタイリッシュなスーツ姿で登場した高橋は、まさに“夜只野”のカッコ良さで客席を沸かせたが、東京国際映画祭への特別招待については「何かの間違いじゃないかと…作品が作品なので。だって只野ですよ?」と正直、違和感を覚えている様子。2003年から始まったTVドラマは深夜枠であったため、予算もあまり多くなかったそうで「いかにお金をかけずに面白くできるかを、みんなでアイデアを持ち寄って作ったドラマ。それが今回、映画になったわけで。スタッフや共演者の皆さんの顔が浮かびますね」と感慨もひとしおだが、「いざ映画だって一生懸命に作ったら、いつも通りになりました(笑)」と今回の劇場版も、アクションやお色気など、いい意味でB級テイスト満載のエンターテインメント作に仕上がった。

今回の只野の任務は、勤務する大手広告代理店・電王堂が手掛けるイベントのメインキャラクターであるグラビアアイドルの脅迫事件を解決すること。しかしその裏には、欲望にかられた人間たちの巨大な陰謀が渦巻いていた。高橋は「理解できない事件や経済の危機などがある今の世の中で、このシリーズはずっと“お金がすべてか? もっと大切なものがあるんじゃないか?”と問い続けてきた。そういう大切なことを最もくだらないアイデアで表現してますけどね」とコメント。特命係長・只野仁の活躍はこれからも続きそうだ。

『特命係長 只野仁 最後の劇場版』
12月6日(土)より、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

取材・文・撮影:内田涼

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