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『ブタがいた教室』 主人公と同世代の子供たちの反応は?
2008年11月06日 09時50分 [映画その他]
(C)2008「ブタがいた教室」製作委員会

雑誌「ぴあ」調査による11月1日公開の映画の満足度ランキングは、妻夫木聡と26人の子供たちが大阪の小学校で起こった実話を基に“いのちの重さ”という問題に挑んだ話題作『ブタがいた教室』がトップに輝いた。2位にドランクドラゴンの塚地武雅と谷原章介がW主演する痛快コメディ『ハンサム★スーツ』、3位に反政府武装組織の脅威にさらされているウガンダ北部の難民キャンプで生きる子供たちの姿を捉えたドキュメンタリー『ウォー・ダンス/響け僕らの鼓動』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『ブタがいた教室』は“卒業までの1年間、ブタを育てて食べる”という授業を体験した子供たちの物語。1年の後にブタを食べる、食べないで論争となった子供がどのような結論を導きだすかが作品の見どころだが、上映後の劇場は目を真っ赤にした大人たちが多かったのと対照的に、本作の主人公と同年代の子供たちは意外に冷静だったのが印象的だった。といっても、彼らはさめているわけではなく「かわいそうということではなく、現実を素直に受けとめられた」(9歳)、「学級会で話し合われていたどちらの意見もわかる」(12歳)、「もし私があのクラスにいたら、と考えた」(7歳)と真剣に考えをめぐらせていたようだ。「息子と一緒にもう一度観たい」など大人の観客の評価も高く、今後、さらなる動員が期待される。

2位の『ハンサム★スーツ』は心優しいブサイク男が“着るだけでハンサムになれるスーツ”を手にしたことから始まるコメディ。上映後の調査結果で興味深いのは「同じ男性として主人公の気持ちが痛いほどよくわかった」「日常での自分自身の願いを見た気がする」など男性客の共感度が非常に高いこと。「ハンサムスーツを俺も着たい!」という叫びがあがる一方で、女性客からは「ハンサムやブサイクということを女性が思う以上に男の人は気にしているんだ、という新しい発見もあった」との声も。本作に興味のある方はカップルや異性の友人と劇場に足を運んでみてはどうだろうか。

その他、11月1日からは吉永小百合と竹中直人主演の感動作『まぼろしの邪馬台国』や、アジア映画界のスタッフ・キャストが結集して『三国志』のエピソードを映画化した『レッドクリフ PartI』などが公開されている。

詳しくは、上映スケジュールと映画チケットが購入できる映画満足度ランキングへ

(本ランキングは、2008年11月1日(土)に公開された新作映画15本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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