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1963年に公開され、アカデミー賞7部門を受賞した『アラビアのロレンス』が12月より再上映される。多くの映画人・映画ファンから愛され続けている名作だが、この度、上映劇場となる新宿テアトルタイムズスクエアでは、本作の小・中・高校生の当日窓口料金を特別に800円にすると発表した。過去の作品とはいえ、なぜ、このような価格設定が実現したのか。劇場支配人に話を聞いた。

「第一にこのような素晴らしい映画を若い人に観てもらいたい、という想いがあります」とテアトルタイムズスクエアの支配人・田口俊典氏は語る。当劇場はこれまでにも『ローマの休日』や『アマデウス』『山猫』など過去の名作映画を数多く上映してきたが「お客様はたくさん来てくださるのですが、どうしても客層的に中高年の方が多いのが現状」と言う。そこで「年配の映画ファンだけでなく、若い人に名作の魅力を味わってもらいたい」との想いを込めて当日800円という料金を設定した。本作は上映時間227分の大作のため一般料金は2000円となるが、小・中・高校生は半額以下の値段で鑑賞できる。往年の名画を大画面で楽しみたい方、自分が感動した名作を子供にも見せたいという方はこの機会に劇場に足を運んでみてはどうだろうか。

『アラビアのロレンス』は、アラブ人独立のために戦った実在の英国陸軍将校エドワード・ロレンスの物語を映画化した作品。第1次世界大戦に揺れるアラビアで英国人でありながら、アラブ人たちの自由と独立のために戦う主人公ロレンスの姿を壮大なスケールで描いている。

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『アラビアのロレンス 完全版』
12月より新宿テアトルタイムズスクエアにて公開

• 『アラビアのロレンス 完全版』 作品情報