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劇団四季の人気ミュージカル「キャッツ」が11月11日、日本公演25周年を迎えた。この日の昼公演終了後、現在公演を行っている五反田のキャッツ･シアターで特別カーテンコールが行われ、出演者と観客がこの記念日を祝った。

T・S・エリオットの詩にアンドリュー・ロイド＝ウェバーが曲を付けて生まれたミュージカル「キャッツ」は、1981年のロンドンでの開幕以降、ロンドン･ウエストエンドでの21年間、ブロードウェイの18年間のロングランをはじめ、世界中で大ヒットしている作品。日本では1983年11月11日に西新宿で開幕。それまでの日本興行界の常識を覆し、専用劇場での欧米型ロングラン公演を敢行するなど大がかりな展開が話題を呼び、社会現象になるほどの評判になった。その後8都市、延べ16公演地で上演を重ね、11月11日時点で7128回という国内上演ミュージカルで堂々1位の上演回数を記録している。

特別カーテンコールでは本編終了後、猫たちがオープニングナンバー「ジェリクルソング」とともに舞台に再登場。ラム･タム･タガー役の武藤寛がこの日をもって上演25周年を迎えたことを客席に伝え、「これほどの公演を重ねることができたのも、多くのお客様が『キャッツ』を愛し、育んでくださったからこそ」と感謝を述べた。その後、舞台上に登場した巨大スクリーンに歴代キャッツ･シアターの映像とその時々の話題が映し出され、最後に「25 YEARS IN JAPAN 2008」の文字が大きく映し出された。観客は客席に下りてきた猫たちと握手を交わし、大きな拍手を舞台上に贈り、この愛すべき作品の25歳の誕生日を祝福した。

なお、2004年11月11日に開幕した今回の東京公演は4年を超すロングランを続けてきたが、来年4月19日(日)が千秋楽になることが発表された。1月31日(土)公演分までのチケットは既に発売中だが、加えて1月14日(水)から18日(日)までの追加公演が決定。11月16日(日)に一般発売を開始する。また、2月1日(日)から千秋楽までのチケットは、12月6日(土)に一般発売を開始。＠電子チケットぴあでは12月1日(月)11:00から3日(水) 11:00まで抽選先行販売｢プレリザーブ｣の受付を実施する。

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